とある幼なじみカップルのラブラブな日常
大彌が大きめのランチバッグを下げ、片方の手で愛結と手を繋ぎ、友香&ケンタ宅に向かっている。

愛結が手を離し、大彌の前に立ち見上げた。

《何?》

《大彌、怒ってるの?》

大彌が首を横に振る。

《でも、怖い》

大彌はランチバッグを肘に掛け《ごめんね、本当に怒ってないよ》と微笑んだ。

《本当に?
もし嫌なら、私一人で行ってくるよ?》

《それはダメ。
危ないし、愛結と離れない!》

《だったら良かった!
こんな風に歩くだけでも、お散歩デートみたいで幸せだから!》
愛結が嬉しそうに笑うと、大彌も自然と笑顔が出た。


そして友香&ケンタの新築の家に着く。
チャイムを鳴らすと、インターホンから「はーい!どうぞ〜」とケンタの声が聞こえてきた。

大彌と愛結が、門をくぐる。

玄関ドアが開き、ケンタが顔を出した。
「どうぞ〜」

大彌が「どうも」と淡々と挨拶し、愛結は微笑み頭を下げた。

中に入り、リビングに通された。
広いリビングが広がっていた。

(素敵…//////)
愛結は見惚れていた。
いつか自分もこんな家に住みたいな…!と。

そして友香が《いらっしゃい!》と挨拶してくる。

《素敵ね!》

《まぁね!》

《これ!》
大彌から受け取り、ランチバッグを渡す。

《ありがとう!
ごめんね、ケンタが余計なこと言ったせいで…》

愛結は首を横に振り《食べてくれる人が多いと私も幸せ!》と微笑んだ。

友香も微笑み、早速ランチバッグからタッパーを取り出した。
蓋を開けると、美味しそうな肉詰めが並んでいた。

「わ…旨そう〜!」
「ほんと、美味しそう〜」
ケンタと友香が感激して見る。

そして同時に愛結に《ありがとう!》と手話をした。

友香が、アイスコーヒーを出す。
《少し休憩していって?
ケンタが、家まで送るから!》

《悪いよ…
ゆっくり歩くから、大丈夫だよ!》
愛結は、ブルブル首を横に振る。

するとケンタがスマホ画面を見せてきた。
【ただでさえ作ってもらって、更に届けてもらったんだから、これくらいさせて?】

そして大彌も《お言葉に甘えよ?僕、お腹すいちゃった》と伝えてきて、愛結は頷き《ありがとうございます!》と頭を下げた。


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