とある幼なじみカップルのラブラブな日常
クールだが、優しくて仕事が出来、頼りがいのある大彌。

恋人がいて、同棲してることはみんな知っているので、誰も言い寄ることはしないが、かなりモテている。

そんな大彌の私服姿や、煙草を吸う姿にキウチ達は見惚れていた。

そんな大彌に、オオウチが声をかけてくる。
「彼女、寂しそうだった?」

「うん。凄くね」

「ごめんね〜
でもさ。だったら、連れてくれば良かったのに!」

「だから!嫌だ!」

「でも、家で一人で淋しいじゃん!」

「実家に預けてきたから大丈夫」

「実家?」

「うん。
一人に出来ないからね」

「過保護だなぁー(笑)」

「うん、そうだね。
でも“それくらい”大切な人だからね。僕にとって。
だから過保護になるし、束縛もしてしまう」

「………」

「何?」

「なんか…スゲーな…(笑)」
感心したように言う、オオウチ。

「何が?」

「“大切な人”なんて、思ってても、なかなか言えないだろ?」

「そうかな?」

「少なくとも、俺は言えない(笑)」

「ふーん…」

「やっぱ、興味なさそう(笑)」

「ねぇ、僕からも聞いてい?」

「ん?」

「オオウチくんは、どうやって結婚を受けてもらえたの?」

「うーん…
俺達、高校ん時から付き合っててさ。
逆に彼女を待たせたからな(笑)」

「僕が待てないんだけど」

「フフ…そんな好きなんだなぁ〜(笑)」

「オオウチくんは?
好きなんじゃないの?奥さんのこと」

「え?//////
す、好きだよ//////」

「でしょ?
ちゃんと毎日愛情表現してる?」

「はい?(笑)」

「照れてるけど、それ大事だから!
お互いにだけど」

「……//////」

オオウチが照れていると、キウチ達が会話に入ってきた。
「松富くんの言う通りだよ、オオウチくん!」
「そうそう!
ちゃんと、奥さんに“好き”って言わなきゃだよ〜」

「う、うるさいな//////」

「フフ…赤くなった〜」

「いやいや、酔ってるだけだし!
つか、松富くんはどんな愛情表現してんの?」

「ハグ、キス、あと…手紙ってゆうか…メモ?かな?」

「は?
メモ?」

「毎日、弁当作ってくれるから、食べたあとに空の弁当箱と一緒に“今日もありがとう”とか“○○、美味しかったよ”とか“今日も大好き”とか…メモ用紙に書いて入れてる」

「す、スゲー……!」

「なんか、素敵〜!」
「そんなことされたら、毎日頑張って弁当作れそう!」
「だね〜!」

「彼女は耳が聞こえないから。
その分、何かちゃんと伝わることをしたくて」

「え……」

オオウチ達が、一瞬固まった。


< 6 / 49 >

この作品をシェア

pagetop