神託で選ばれたのは私!? 皇太子の溺愛が止まらない
レオが、聖剣の柄を強く握りしめる。

「……魔女、クラリーチェ……!」

呪われた城に宿る魔力に、思わず背筋が凍る。

でも、負けるわけにはいかない。

「勝ち遂げる……サエーナがそうしたように。魔女・クラディアを倒し、初代国王と共にこの国を築いた、あの伝説を……!」

「俺たちが今、それを継ぐんだ。」

レオの声が、凛として響いた。

聖女と皇太子。二人の運命は、この城で決まる。
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