三度目の結婚 〜最初から相手は決まっていたようです〜
12
あああああ、と、コーディアナは髪をかきむしる。
もう、なにがなんだかだ。
コーディアナはゆらりと起き上がり、石床の上で正座をした。
「で、あんた。暇じゃないでしょ、何しに来たの?」
はるばる、こんな南の帝国まで。
するとシヴァルファスは、銀髪を揺らしながら脚を組みかえた。
「おまえを迎えにきた」
もう、なにがなんだかだ。
コーディアナはゆらりと起き上がり、石床の上で正座をした。
「で、あんた。暇じゃないでしょ、何しに来たの?」
はるばる、こんな南の帝国まで。
するとシヴァルファスは、銀髪を揺らしながら脚を組みかえた。
「おまえを迎えにきた」