三度目の結婚 〜最初から相手は決まっていたようです〜
7
ハッ・ティバ帝国に嫁ぐ前日だって、ひどいものだった。
「最初がハッ・ティバの男相手じゃ血を見るだろう。とりあえず、俺と寝ておくか?」
とりあえず、一発やっておいた。
もちろん、殴る方である。
王子の顔に傷をつけたな、だとか、緊張をほぐすためのちょっとした冗談も通じないのかおまえは、などと喚いていたけれど、まるまる無視してランダールを後にした。
ある意味、未練や郷愁の念をいだかなくなってすんだともいえる。
「最初がハッ・ティバの男相手じゃ血を見るだろう。とりあえず、俺と寝ておくか?」
とりあえず、一発やっておいた。
もちろん、殴る方である。
王子の顔に傷をつけたな、だとか、緊張をほぐすためのちょっとした冗談も通じないのかおまえは、などと喚いていたけれど、まるまる無視してランダールを後にした。
ある意味、未練や郷愁の念をいだかなくなってすんだともいえる。