売られた少女はクールな闇医者に愛される
そのまま連れられ、シャワーを浴びるよう言われる。
小さなシャワー室の前で、服を脱ぐ。
外には先程の男が見張りのように待っていた。

シャワーを浴びながら、雪菜は海底まで沈み込むような気持ちだった。

経験はないが、ここまでの流れでこれからどういうことが行われるか理解出来た。

どうしよう·····怖いよ·····
お母さん·····

恐怖で震え、涙がでる。

「シャワーにいつまでかかってる。早くしろ!!」

古谷の声で慌てて、シャワー室から出ると、そこには脱いだはずの服がない。


「あの·····服がないです」


小さい声で言うと同時に扉開く。

きゃあと思わず声をあげる。

今日会ったばかりの男に全身を見られた。雪菜はそういう経験はないし、恥ずかしさで赤くなる。

「お前は今から1ヶ月で商品にならなきゃいけないんだ。わざわざ服を脱がしてる時間なんてない。」


そう言って、手を引かれてドンとベッドうつ伏せに倒され、強い力で仰向けにされる。

たくさんの男達にベットを覗き込むように一糸まとわぬ姿を見られ、雪菜は慌てて胸や局部を手で隠す。

恥ずかしくて、怖くて、雪菜の目に涙が溜まる。


「おまえは玩具だということ分からせてやる。」

そう言って、男に手をどかされ、両胸を激しく揉まれる。雪菜が自分でも触れたことのなかった場所をぐりぐりと触られる。
雪菜の気持ちに反して、体が反応してしまう。

怖い……

初めてのことだらけで雪菜は怖くて目を閉じる。


「感じてるんだろ。素直になれ。」
何人もの男に、体中に精液を飛ばされる。


初めての雪菜にとって、痛いにもかかわらず、何度も何度も出し入れされる。

恐怖と不快感と痛みだけが続いた。
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