彼がくれたのは、優しさと恋心――司書志望の地味系派遣女子、クールな弁護士にこっそり愛されてました
「完璧だな。部屋もきれいに片付いているし、これならいつ入居希望者が内見に来ても大丈夫だ」
「ありがとうございます」
「じゃあ送るか、メールその他」
「はい」
私たちはダイニングテーブルに置いてあったノートPCの前に、並んで座った。
そして、ウェブサイトの管理者に送るメールの文面と添付ファイル――家の外観と室内の写真だ――を一緒に確認すると、私は「送信」をクリックした。
そうしたらなぜか、急に胸に熱いものがこみあげてきた。
ほっとしたからだろうか?
目まぐるしい約二ヵ月だった。
母が結婚すると言い出して、怜士は香奈ちゃんに取られ、雨宮先生に助けてもらって私はシェアハウスのオーナーへと一歩を踏み出す――上手く言葉にできない感情で胸がいっぱいになり、それは涙となって溢れた。
「ありがとうございます」
「じゃあ送るか、メールその他」
「はい」
私たちはダイニングテーブルに置いてあったノートPCの前に、並んで座った。
そして、ウェブサイトの管理者に送るメールの文面と添付ファイル――家の外観と室内の写真だ――を一緒に確認すると、私は「送信」をクリックした。
そうしたらなぜか、急に胸に熱いものがこみあげてきた。
ほっとしたからだろうか?
目まぐるしい約二ヵ月だった。
母が結婚すると言い出して、怜士は香奈ちゃんに取られ、雨宮先生に助けてもらって私はシェアハウスのオーナーへと一歩を踏み出す――上手く言葉にできない感情で胸がいっぱいになり、それは涙となって溢れた。