第3皇子は妃よりも騎士団長の妹の私を溺愛している
陽の光を受けて、金の髪がきらりと揺れる。
彼の緑の瞳が、まっすぐに私を捉えていた。
鼓動が跳ねる。剣を握る手に、自然と力が入る。
(見てる……私のことを。)
そう思った瞬間、また一歩、この人が私の中に踏み込んできた気がした。
休憩中、木陰で汗を拭っていると、誰かの気配が近づいてくる。
振り返れば、アシュレイ殿下だった。
「殿下。」
慌てて立ち上がり敬礼をすると、彼の視線が私の手に落ちた。
「あの……」
言葉を探していると、彼がそっと私の手を取った。
「血豆だらけだね。頑張ってる証拠だ。」
傷だらけの手を見られて、恥ずかしくてたまらなかった。
女らしい綺麗な手じゃないのに――そう思った瞬間。
「でも、俺の好きな手だよ。」
さらりと告げられた言葉に、胸が熱くなる。
「ありがとうございます……」
それだけ言うのが精一杯だった。
アシュレイ殿下は静かに微笑み、空を見上げた。
彼の緑の瞳が、まっすぐに私を捉えていた。
鼓動が跳ねる。剣を握る手に、自然と力が入る。
(見てる……私のことを。)
そう思った瞬間、また一歩、この人が私の中に踏み込んできた気がした。
休憩中、木陰で汗を拭っていると、誰かの気配が近づいてくる。
振り返れば、アシュレイ殿下だった。
「殿下。」
慌てて立ち上がり敬礼をすると、彼の視線が私の手に落ちた。
「あの……」
言葉を探していると、彼がそっと私の手を取った。
「血豆だらけだね。頑張ってる証拠だ。」
傷だらけの手を見られて、恥ずかしくてたまらなかった。
女らしい綺麗な手じゃないのに――そう思った瞬間。
「でも、俺の好きな手だよ。」
さらりと告げられた言葉に、胸が熱くなる。
「ありがとうございます……」
それだけ言うのが精一杯だった。
アシュレイ殿下は静かに微笑み、空を見上げた。