第3皇子は妃よりも騎士団長の妹の私を溺愛している
「リリアーナの正直な気持ち、聞かせて。」

宝石のように澄んだ瞳が、まっすぐに私を見つめてくる。

その瞳に映る自分を見て、私は迷わず言葉を紡いだ。

「私は……あなたと……」

「うん。」

「ずっと一緒にいたい。」

その瞬間、どちらからともなく、私たちは唇を重ねた。

ぬくもりが胸に満ちて、心がひとつになるのを感じた。

「ずっと一緒だよ。」

「うん……」

「結婚しようね。」

「うんっ!」

抱きしめられたその腕の中は、世界で一番あたたかかった。

私は今、確かに幸せを掴んだのだ。

王都に来て、アシュレイに出会って。

たくさん泣いて、悩んで、それでも……この人と出会えたから。

私は――しあわせです。
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