全部、俺のものになるまで
そして、私の中へと──

深く、優しく、包み込むように入ってきた。

「……あったかい……」

「瑠奈……好きだよ」

重なる体と体。

熱が、息が、鼓動がひとつになる。

ただの恋人のふりじゃない。

もう、心も身体も、本物になっていた。

「今夜は……恋人として、抱く」

その低い声に、胸がぎゅっと高鳴る。

次の瞬間、激しく体を求められた。

「ああっ……課長……!」

甘い吐息と共に、彼の熱が私の奥深くまで貫いてくる。

この前の優しさとは違う。

今夜の彼は──必死だった。

「欲しい、もっと……瑠奈を、感じたい。」

「うん……いっぱい……来て……」

絡み合う指、貪るような口づけ、揺れるベッド。

彼の熱が私の中で暴れて、何度も絶頂の波が押し寄せる。

「ああっ……!もう、だめっ……!」

「俺も……限界だ……!」

最後のひと突きと共に、彼が奥深くまで入り込むと、熱いものが注がれていった。

身体の奥に彼を感じる──

それがたまらなく、愛しくて、私は彼の名前を何度も呼んだ。
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