全部、俺のものになるまで
食事が終わると、私は食器を片付けようと立ち上がった。
けれど、その背中にそっと腕が回される。
「和臣さん……?」
「……心音。」
低くて優しい声。
そのまま、背後から抱きしめられた。
「俺たちの関係、ちゃんと考えるよ。なんとかする。」
「なんとかって……どうするの?」
少しだけ身体を離して、振り返ると、和臣さんは真剣な目で私を見つめていた。
「悲しいことだけど……お母さんとの籍、抜こうと思う。」
その言葉に、胸がざわついた。
「それって……和臣さん、私の義父じゃなくなるってこと……?」
私は不安にかられて、思わず彼のシャツを握った。
すると、和臣さんは私の手をそっと包み込んでくれた。
「でも、心配するな。俺は心音のそばにいる。一生、離れない。」
そして、額に、頬に、唇に――優しく確かめるようなキスをくれた。
「和臣さん……」
そのキスの温度が、私の迷いをとかしていく。
たとえ何があっても、この人と生きていく。そう思えた。
けれど、その背中にそっと腕が回される。
「和臣さん……?」
「……心音。」
低くて優しい声。
そのまま、背後から抱きしめられた。
「俺たちの関係、ちゃんと考えるよ。なんとかする。」
「なんとかって……どうするの?」
少しだけ身体を離して、振り返ると、和臣さんは真剣な目で私を見つめていた。
「悲しいことだけど……お母さんとの籍、抜こうと思う。」
その言葉に、胸がざわついた。
「それって……和臣さん、私の義父じゃなくなるってこと……?」
私は不安にかられて、思わず彼のシャツを握った。
すると、和臣さんは私の手をそっと包み込んでくれた。
「でも、心配するな。俺は心音のそばにいる。一生、離れない。」
そして、額に、頬に、唇に――優しく確かめるようなキスをくれた。
「和臣さん……」
そのキスの温度が、私の迷いをとかしていく。
たとえ何があっても、この人と生きていく。そう思えた。