推しに告白(嘘)されまして。
あとがき




ここまでお読みいただきありがとうございます!
作者の朝比奈未涼です!

ここからはネタバレ100%でこの作品について、作者が語ります。
まだ読み終わっていない方はご注意ください。




では、改めて、30万文字もあるこちらの作品を最後までお読みいただき、お付き合いいただき本当に、ほんとーに、ありがとうございます!
すっごく長かったですよね。本当にお疲れ様でした。

こちらの作品はプロット制作に一ヶ月かかり、さらにプロットだけで7万文字もあり、長くなるだろうな、本編を執筆し始めた時点で思っておりました。
20万文字くらいかな…と、思っていたのですが、気がつけば20万文字を軽く超え、30万文字。
ラブコメでこの長さは本当に久しぶりでした。

最近はファンタジー×恋愛ものばかり書いていて、本当にお久しぶりな恋愛一本小説。
テンポとかどうかなぁ、と不安に思うところもありましたが、コメディも盛りだくさんで、書いていてとても楽しかったです。

やっぱり、シリアスよりもコメディを書く方が私は好きなので、コメディ場面は筆が走る走る。
モブのざわめき、千夏ちゃんの暴れっぷり、最高に楽しかったです。

こちらの作品、ラブとコメディ要素強め、と自分では思っていたので、タイトルも最初は「推しに告白(嘘)されまして。」ではなく、「鉄子とゆかいな男たち。」でした。
でも千晴と悠里はゆかいか?笑、と思いまして、今のタイトルに変わりました。

私を好きを詰めまくった男たちにヒロイン。
千晴は本当に私がよく書く重たくて、甘え上手な男なのですが、悠里は違いました。

悠里みたいな男も大好きなのですが、悠里みたいな男を書くのは今回が初めてでした。

爽やかで優しくて完璧な人だけど、好きな人に狂わされて、堕ちていく、てキャラが書きたくて書いたのが、悠里です。
悠里が後半重たい感じになったのは、柚子が好きすぎるが故。ある意味で柚子のせいですね。
柚子に出会わなければ、柚子に恋に落ちていなければ、悠里はああはならない人です。

悠里のゆっくり狂わされていく様も書きたくて、千晴sideよりも悠里sideの方が多くなりました。
私の中では、ヒロイン柚子、ヒーロー千晴、もう一人の主人公悠里、といった感じです。

悠里がゆっくり狂わされていく様、書いていてとても楽しかったです。

そして、千晴。
千晴はとにかく私の好きが詰め込まれすぎた男です。
まず私はどんな漫画を読んでも、小説を読んでも、当て馬の男を好きになります。
そして当て馬の男が敗れる様を見て、泣きます。
千晴はタイトルからしても、話の流れからしても、最初は当て馬っぽかったんじゃないかな、て思います。

そんな当て馬キャラが報われる、そんな話が私は書きたかったし、好きなんです。
ですから、最終的には千晴と結ばれて終わりました。

悠里が柚子に少しずつ狂わされた男なら、千晴は最初から柚子に狂っていた男です。
中3の秋、路地裏から光の方へと手を引いてくれた柚子に千晴はもう落ちています。

ヤンデレを書くぞー!とは今回は全く思っていなかったのですが、気がつけば二人ともヤンデレ色あり?て、なりました。
やはり好みはどうしても滲み出てしまうものですね。

主人公柚子も書いていてとても楽しいキャラでした。
あんなにもまっすくでコメディアンな柚子は書いていて気持ち良すぎて、ストレスゼロでした。
ちなみに〝柚子〟という名前は最初、どうしても主人公に〝鉄子〟というあだ名を付けたくて、考えた名前です。
鉄子というあだ名、地味に気に入っていました笑

他の周りのキャラたちも魅力的で語りたいのですが、語り出すと長くなりそうなので、割愛します笑

三角関係ものではどちら派なのか、という話題になりますが、私は実はどちらも派です。
珍しくどちらも推していました。
なので、本筋は千晴エンドで終わりましたが、番外編として、悠里エンドも書いております。

ファン様限定で公開しますorしておりますので、また悠里が報われるところが見たい!て方は読んでいただけると嬉しいです!

では語るのはこの辺にして。
長ーい本編だけではなく、私のダラダラ語りまでお読みいただき本当にありがとうございました。

執筆開始から今日まで読者でいてくださった方、感想、かんたん感想、いいねをくださった方、毎回更新時に読んでくださっていた方など、たくさんの方のおかげで何とかこちらのお話を書き切ることができました。

本当にありがとうございます。
また何かしら書くとは思うので、そちらもお読みいただけたらとっても嬉しいです。

感想、かんたん感想、いいね、レビュー等、いだけますと、飛んで跳ねて大喜びします。
書く活力になりますので、ぜひ、よろしくお願いします。



2025.12.26 朝比奈未涼



< 453 / 453 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:8

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

推し変には、ご注意を。

総文字数/20,921

恋愛(その他)38ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
主人公、天音(24)の世界は薔薇色だ。 何故なら彼女にはたくさんの推しという一番星がいるから。 つい1ヶ月前まで、人気アイドル翡翠(20)を熱烈に推していた天音。 しかしその熱がある日突然冷め、駆け出しアイドル透(19)にあっさり推し変する。 それを知った翡翠は、静かに、だが確実に狂い始めていく。 推し変を繰り返す女 × そんな女に執着してしまったアイドル 狂わされた愛の行く末は?これは薔薇色だと信じていた世界が、静かに壊れていく話。 ***** 好きなところだけ書いた短編です! すぐに終わります! 暇つぶしに楽しんでもらえる嬉しいです! ヤンデレ、執着ありなお話なので、苦手な方はご注意ください。 よろしくお願いします! 2025.12.29〜
推しに告白(嘘)されまして。ifエンド

総文字数/4,343

恋愛(ラブコメ)8ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
推しに告白(嘘)されまして。のifエンドです。 柚子が選ばなかったもう一つの未来の話。 ***** ファンの皆様に感謝の気持ちを込めて。 ファン様限定公開です。
逃げたいニセモノ令嬢と逃したくない義弟と婚約者。

総文字数/105,096

ファンタジー133ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私は行方不明になってしまったレイラ・アルトワ様の代わりだった。 だが、ある日、本物のレイラ様が現れた。 ニセモノはもう必要ない。私はやっとレイラ様の代わりから解放される。 そう思っていたのに。 義弟も婚約者も何故かそれを許さなかった。 私はアナタたちのレイラ・アルトワ様ではないのに。 ***** 約半年前に馬車の事故により、行方不明となったアルトワ伯爵家の長女、レイラと容姿が瓜二つだという理由でアルトワ伯爵家の養子となった没落寸前の男爵家の娘、主人公、リリー(12)。 リリーはレイラとしてアルトワ伯爵夫妻に大切に大切に扱われるが、レイラの弟はリリーがレイラであることを認めず、レイラの婚約者はリリーの置かれている状況を知り、リリーを試すように嫌がらせを繰り返す。 義弟や婚約者からどんな嫌がらせを受けても、立場上、逆らえず、耐えるしかないリリー。 だが、それも限度があり、リリーなりに2人と時にぶつかり、時に2人を受け流しながら、2人との関係を築いていく。 リリーの態度により、義弟と婚約者も少しずつ変わっていく。 そして歪ながらも良好だと思われる関係を続けて6年。 3人の前に死んだと思われていたホンモノのレイラが現れる。 リリーはレイラが現れたことによって、やっと解放されるのだと思っていた。 レイラのニセモノは役割を終えたのだ、と。 ***** 前半はリリー12歳編、中盤からリリー18歳編です。 タイトル通りのお話になる予定。 毎度のことながら出てくる男たちみんな愛重いし歪んでいます。クソなところもありです。 また男たち以外からも主人公は嫌がらせを受けます。苦手な方はご注意ください。 中編予定でしたが、長編になりました。 書きたいとこだけ書いているので急に終わります。 好き勝手に書いております! よろしくお願いします! 細かいニュアンスや誤字脱字の修正を少しずつしております。 読みづらくてごめんなさい。 お読みいただきありがとうございます。 ***** なん様/タマ様 素敵なレビューありがとうございます! ***** 2025.7.22〜2025.9.7

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop