ひとりぼっちの転生幼女でしたが、最愛の家族ができました~実は神子だった私、ハイスペ兄から溺愛されつつ癒しの才能発揮します!~

 やがて落ち着いたのか、先生が神王様に向けてゆっくりと一礼した。

「その髪と瞳の色は、まさしく神子様……浅慮な私めをお許しください」

「うむ。許す」

「じんおうしゃま、わたし、おむかえきたの?」

「うむ、うむ」

 台座に座ってから長いこと神王様に頭を撫でられているので、髪がぐしゃぐしゃだし頭皮が摩擦で焦げてしまいそう。

 神王様は筋肉がすごいので、これからはほどほどの力加減でお願いします。
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