彼女はエリート外交官の求愛から逃れられない
* * *
近くのレストランへ夕食に入った。
「玲さん、これ少し早いけど誕生日プレゼント」
私は彼の眼の前に箱を出した。
「何?え、本当に?」
彼は包装を開けて、こちらを見た。
「これ、うわ、僕の好きなブランドだ」
普段使いが出来るシャツだった。以前、イギリスで彼が来ていたブランド。こういうものが好きなんだろうと思ったので、最近のデザインのものを二枚買って来た。
「着てくれる?」
「もちろんだよ。ありがとう。僕のことよく見てるんだね」
「そんなこともない。気に入ってくれるか心配だったの」
「気に入るよ。お互い服を贈りあってるな」
「玲さんからは指輪も、お洋服も、それ以外ももらってる。結局、何も返せてない」
「将来沢山返してもらうから覚悟して。そう遠くないと思う」
「え?」
「早ければ来年戻るかもしれないんだ」
「そうなの?」
「ああ、予定より早まりそうなんだ」
「どうしよう……」
「どうしようってなんだ?帰ってきたらまずいのか?」
近くのレストランへ夕食に入った。
「玲さん、これ少し早いけど誕生日プレゼント」
私は彼の眼の前に箱を出した。
「何?え、本当に?」
彼は包装を開けて、こちらを見た。
「これ、うわ、僕の好きなブランドだ」
普段使いが出来るシャツだった。以前、イギリスで彼が来ていたブランド。こういうものが好きなんだろうと思ったので、最近のデザインのものを二枚買って来た。
「着てくれる?」
「もちろんだよ。ありがとう。僕のことよく見てるんだね」
「そんなこともない。気に入ってくれるか心配だったの」
「気に入るよ。お互い服を贈りあってるな」
「玲さんからは指輪も、お洋服も、それ以外ももらってる。結局、何も返せてない」
「将来沢山返してもらうから覚悟して。そう遠くないと思う」
「え?」
「早ければ来年戻るかもしれないんだ」
「そうなの?」
「ああ、予定より早まりそうなんだ」
「どうしよう……」
「どうしようってなんだ?帰ってきたらまずいのか?」