片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む

 幸福感でいっぱいになった私は、彼を受け入れて本当によかったと口元を綻ばせた。

「好きだ」

 圭信は言葉だけでは伝えきれない喜びを全身で表すように、私を力強く抱きしめる。
 絶対に離れるもんかと両腕を背中に回されると、なんだかむず痒い。

「愛している」

 彼は私の耳元で、たくさんの愛を囁いてくれた。

「一生大切にすると、僕の命に賭けて誓おう」
「ん……っ」

 圭信は眼鏡がぶつからないように顔の角度を調整しながら、優しく口づけてきた。
 最初は啄むような、バードキスだったのに……。
 それを抵抗せずに受け入れていると、激しく舌を絡め合う深いものへと変化していく。

「ん……っ。圭信……っ」
「は……っ。愛奈の唇はどうしてこんなにも、甘いんだ……?」

 思う存分私との接吻を楽しんだ彼は唇を離し、不思議そうにこちらへ問いかけてきた。だが、その答えを知らない私は、うっとりと与えられた快感に酔い痴れながら、無言で呼吸を整えることしか出来なくて……。

「すまない。無理をさせたな……」
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