片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む

 胸元を開けさせてから両手をベッドの上について前かがみになり、ブラジャーに覆い隠された胸の谷間をこれでもかと言うくらいアピールする。
 圭信には刺激が強すぎたのか、そこを凝視して固まってしまった。

 ――いつも通りであれば、雷が落ちるが……。
 今日は、どうだろう?
 長い髪を耳にかけたあと、小首を傾げる。
 その後、上目遣いで見上げて問いかけた。

「かわいいでしょ?」

 視線をさまよわせて狼狽えた彼は、拳を握りしめながら呆然と呟く。

「誘っているのか……?」
「んー。そのつもりだったんだけどねー。乗り気じゃないみたいだから、もういいや」

 無理強いするのは、よくないだろう。
 いつまで経っても襲いかかってくる様子のない圭信と寝るのは、諦めることにした。
 前傾姿勢はやめて、うつ伏せの状態でベッドへ寝転がる。

「胸が潰れる……」

 不満そうな彼の声が聞こえるけど、これも全部手を出して来なかった旦那様が悪い。
 ――疲れたから、もう寝よう……。

「今日はお疲れ様。おやす……」
「待て」
「ん……?」
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