片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む

「愛奈」
「ぁ……っ。な、に……?」
「勝負下着は、自宅にいる時だけ身につけてくれ」
「これ、普通の……」
「いいだろう。僕がシンプルな下着を見繕って、プレセントする」
「無理に、用意しなくても、いいってぇ……っ!」
「これは没収だ」
「ちょっと……!?」

 夫は私の身に纏っていた衣服を、手慣れた手つきで脱がせた。
 こちらを見下す圭信の瞳は、すっかり熱に浮かされている。
 その視線は、酔った時の彼とまったく同じで――。

「私のこと、大好きって顔……してる……」
「は……っ。当たり前だろう……!」
「ん……っ」
「愛していなければ、肌を重ね合わせようなど思わなかった……!」

 苦しそうに眉を顰めた彼は、私と1つになる。

「愛奈……っ。好きだ……っ。世界で一番、誰よりも……!」

 額に汗を滲ませながら、目を合わせるたびに愛を口にし続ける。
 そのたびに幸せな気持ちでいっぱいに包まれた私は、彼との行為に抗うことなく身を委ねた。
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