片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む
 講習を受けたのは、高校生の時。
 合っているか、不安だったが……。
 遥か彼方の記憶を頼りにどうにか報告を終えた私は、同僚がやってくるのを待つ。

「豊臣さん!」

 私が苦笑いを浮かべて夫の顔色を窺っていれば、同僚から声をかけられた。
 無線を外して簡単な引き継ぎを行い、この場を任せる。

「あと、よろしくお願いします」
「お任せください!」

 こうして私は木賀くんと圭信を伴い、バックヤードへ向かった。
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