片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む
「美久ちゃん。刑事さんから聞いたよ。昔、ある事件に巻き込まれて……。私のお父さんが……」
「今さら、気づいたんですか? 豊臣先輩って、ほんとに鈍感ですね!」
木賀くんと知り合いであることを隠した私は、美久ちゃんを捕まえてさっそく本題に入った。
すると、後輩は満面の笑みを浮かべてこちらを貶す。
「あの事件が起きてから、あなたの名字を忘れたことは一度もありませんでした。あたしの友人を殺した、あの男の娘……!」
恐らく、これが彼女の本性なのだろう。
違和感を感じた時に見せた姿と一致している。
私は苦笑いを浮かべながら、続きが紡がれるのを待った。
「下着泥棒から始まり、ストーキング。殺傷事件と段階を踏んで、徐々に恐怖を植えつけるつもりだったのに……! あんたに彼氏ができたせいで、全部台無しになったじゃないですか!」
「全部、美久ちゃんが仕組んだの……?」
「ええ、そうですよ。計画立案は、すべてあたしの担当です!」
「下着泥棒の被害に遭ったのは、私だけじゃないよね。関係ない人を恐怖に陥れる必要なんて、なかったんじゃ……」
「今さら、気づいたんですか? 豊臣先輩って、ほんとに鈍感ですね!」
木賀くんと知り合いであることを隠した私は、美久ちゃんを捕まえてさっそく本題に入った。
すると、後輩は満面の笑みを浮かべてこちらを貶す。
「あの事件が起きてから、あなたの名字を忘れたことは一度もありませんでした。あたしの友人を殺した、あの男の娘……!」
恐らく、これが彼女の本性なのだろう。
違和感を感じた時に見せた姿と一致している。
私は苦笑いを浮かべながら、続きが紡がれるのを待った。
「下着泥棒から始まり、ストーキング。殺傷事件と段階を踏んで、徐々に恐怖を植えつけるつもりだったのに……! あんたに彼氏ができたせいで、全部台無しになったじゃないですか!」
「全部、美久ちゃんが仕組んだの……?」
「ええ、そうですよ。計画立案は、すべてあたしの担当です!」
「下着泥棒の被害に遭ったのは、私だけじゃないよね。関係ない人を恐怖に陥れる必要なんて、なかったんじゃ……」