片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む
「愛奈!」
「あ、待って! 圭信! 話せば……っ」
「わかり会えないから、こうなったんだろう!」
「でも! きっと、美久ちゃんは勘違いしているだけなんだよ! 逮捕なんて……!」
「野放しにしておいたら、また愛奈に危害が及ぶかもしれないんだぞ!?」
「だけど……!」
私は必死に夫へお願いしたけれど、目の前に刃物を所持している女性がいるのに何もしないわけにいかなかったのだろう。
どこか呆れたように声を発した木賀くんは、手錠を取り出しながら告げた。
「罪状は……。とりあえず、銃刀法違反でいいか?」
「いいですよ、なんでも。あたしは罪を認めます。目障りなあの女を、さっさとどこかへ連れて行ってくれません?」
「美久ちゃん……」
「あんたに同情されるほうが、逮捕されるよりもよっぽど不愉快なので」
「はいはい。私語は慎むように」
同級生は美久ちゃんの両手首に手錠をかけて黙るように指示を出すと、パトカーへ連行した。
「肝が冷えた」
1日に2度も、こんな大捕物をする羽目になったのだ。
圭信の心労はどうやら相当なものらしく、私に抱きついて離れない。
「あ、待って! 圭信! 話せば……っ」
「わかり会えないから、こうなったんだろう!」
「でも! きっと、美久ちゃんは勘違いしているだけなんだよ! 逮捕なんて……!」
「野放しにしておいたら、また愛奈に危害が及ぶかもしれないんだぞ!?」
「だけど……!」
私は必死に夫へお願いしたけれど、目の前に刃物を所持している女性がいるのに何もしないわけにいかなかったのだろう。
どこか呆れたように声を発した木賀くんは、手錠を取り出しながら告げた。
「罪状は……。とりあえず、銃刀法違反でいいか?」
「いいですよ、なんでも。あたしは罪を認めます。目障りなあの女を、さっさとどこかへ連れて行ってくれません?」
「美久ちゃん……」
「あんたに同情されるほうが、逮捕されるよりもよっぽど不愉快なので」
「はいはい。私語は慎むように」
同級生は美久ちゃんの両手首に手錠をかけて黙るように指示を出すと、パトカーへ連行した。
「肝が冷えた」
1日に2度も、こんな大捕物をする羽目になったのだ。
圭信の心労はどうやら相当なものらしく、私に抱きついて離れない。