片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む

 そこはどうやら、寝室のようだ。
 圭信は苛立たしげに足でドアを閉めると、私をベッドの上に放り投げる。
 そして、背中を強くぶつけて痛がる自分の上に覆い被さってきた。

「僕はその気になれば、いつでも君に襲いかかれる」
「何言ってんの?」
「こんなふうに……」
「ちょ、っと……! 圭信! ま……っ」

 彼は戸惑う私の首筋に噛みつくと、舌先を使ってなぞり始めた。
 今まで感じた経験のない、ゾワゾワとした感覚に戸惑っているうちに――自分のものとは思えぬ上擦った声が漏れ出てしまい、驚いてしまった。

「や、違……っ。これは……!」

 目を白黒させて必死に言い訳を考えていれば、圭信が全てを見透かしたように不敵な笑みを浮かべて戦慄する。

 ――その表情は、反則だってば! 

 期待で胸が膨らんだせいか。
 心臓の鼓動が早まっている。

 ――私がこのまま拒絶する気配を見せなければ、身体の関係を結ぶのかな……? 

 想いを通じ合わせていない状態で肌を重ね合ったら、2人の関係はどう変化するのか。
 その答えを深く思考することで導き出そうとしていた私の内心を見透かしたように、彼は耳元で囁いた。
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