片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む
「愛奈はこう見えて、スペックだけは高いからな……」
「自分が天才だと自覚していないタイプか。いやぁ、難儀だねぇ……」
木賀くんまで、こちらを複雑な表情で見てくるなんてあんまりだ。
私は話の流れを変えるべく、同級生に質問する。
「木賀くんは? なんの仕事してんの?」
「んー? オレは捜査第1課の刑事だな。殺人とか暴行事件とか、凶悪犯罪を担当してる」
「へー。じゃあ、圭信と一緒に仕事をすることもあるの?」
「おーよ。盗犯の委員長とは、週1くらいで会うぜ」
「仕事に関係ない用事で僕へ会いに来るのを止めれば、君と顔を合わせる機会は月1くらいになるのだがな……」
圭信はうんざりとした様子でそう言うと、ガサゴソと自身の胸ポケットを漁る。
それを不思議そうに観察していれば、何かに閃いた木賀くんがこちらに名刺を差し出す。
「これ、いるか? 一応、刑事だって証拠」
「へー。刑事さんから名刺をもらうなんて、人生で2度目だよ。貴重な体験をさせてくれて、どうもあ……」
私はお礼をいいながら受け取ろうとしたが、それを阻むものが現れた。
「自分が天才だと自覚していないタイプか。いやぁ、難儀だねぇ……」
木賀くんまで、こちらを複雑な表情で見てくるなんてあんまりだ。
私は話の流れを変えるべく、同級生に質問する。
「木賀くんは? なんの仕事してんの?」
「んー? オレは捜査第1課の刑事だな。殺人とか暴行事件とか、凶悪犯罪を担当してる」
「へー。じゃあ、圭信と一緒に仕事をすることもあるの?」
「おーよ。盗犯の委員長とは、週1くらいで会うぜ」
「仕事に関係ない用事で僕へ会いに来るのを止めれば、君と顔を合わせる機会は月1くらいになるのだがな……」
圭信はうんざりとした様子でそう言うと、ガサゴソと自身の胸ポケットを漁る。
それを不思議そうに観察していれば、何かに閃いた木賀くんがこちらに名刺を差し出す。
「これ、いるか? 一応、刑事だって証拠」
「へー。刑事さんから名刺をもらうなんて、人生で2度目だよ。貴重な体験をさせてくれて、どうもあ……」
私はお礼をいいながら受け取ろうとしたが、それを阻むものが現れた。