片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む
無線を渡して簡単な引き継ぎを済ませると、あとからやってきたほかの同僚とともにバックヤードへ引っ込む。
「皆さん、知っていますか? この施設の近辺で、イルデンのクルーを狙った下着泥棒が多発しているって話!」
ロッカールームで制服から私服に着替えている途中、後輩の下澤美久ちゃんが不審者の話をし始めた。
その内容は、私も何度か聞いたことがある。
「アトラクションクルーと写真撮影をしたあと、その画像を頼りにあとを追いかけ、自宅を特定するんでしたっけ?」
「そうなんですよ。個々に通報してもまともに取り合ってもらえないから、イルデン側が纏めて被害届を出すみたいですね」
「ええー? そんなことある?」
「命にかかわるような問題じゃないですもん。仕方ないですよね……」
美玖ちゃんはどこか諦めたように遠い目をしたが、私は納得できなかった。
だってさ。こういうのってエスカレー卜すると、襲われたりとかするでしょう? 危ないし、怖いよ。
早く解決してほしいと皆が口々に囁くのも、よくわかる。
こういう時、父親が警察関係者だと便利だ。
「皆さん、知っていますか? この施設の近辺で、イルデンのクルーを狙った下着泥棒が多発しているって話!」
ロッカールームで制服から私服に着替えている途中、後輩の下澤美久ちゃんが不審者の話をし始めた。
その内容は、私も何度か聞いたことがある。
「アトラクションクルーと写真撮影をしたあと、その画像を頼りにあとを追いかけ、自宅を特定するんでしたっけ?」
「そうなんですよ。個々に通報してもまともに取り合ってもらえないから、イルデン側が纏めて被害届を出すみたいですね」
「ええー? そんなことある?」
「命にかかわるような問題じゃないですもん。仕方ないですよね……」
美玖ちゃんはどこか諦めたように遠い目をしたが、私は納得できなかった。
だってさ。こういうのってエスカレー卜すると、襲われたりとかするでしょう? 危ないし、怖いよ。
早く解決してほしいと皆が口々に囁くのも、よくわかる。
こういう時、父親が警察関係者だと便利だ。