片想い歴20年 エリート警視は同級生に激愛を注ぎ込む
顔を見合わせた2人は長い沈黙の末、視線だけで会話をしたあと――代表して木賀くんが説明することになったようだ。
満面の笑みを浮かべて頷いたあと、衝撃的な言葉が紡がれた。
「残念だが、これが委員長の本性なんだよなー」
「へ?」
「俺達も、成人してから知ったんだけどさぁ」
「委員長、酔っ払うといつもこうなのよ」
幼馴染コンビは見事な連携プレーで、私にわかりやすく説明してくれる。
やはり、2人は彼が酔ったらこうなると知っていたようだ。
私だけ仲間外れなんて、あまりにも酷すぎる。
恨みがましく2人を睨みつければ、木賀くんはニヤニヤと口元を歪めてこちらを茶化す。
「真面目な委員長を壊したのは、豊臣だぜ?」
なんで私のせいなのか、さっぱり理解できない。
続きを促すように幼馴染コンビを見つめれば、深い溜息を溢した薊が説明してくれる。
「初めて会った時から、片思いしていたんですって」
「じゃあ、」
「そう。片思い歴20年」
私達は学生時代、顔を合わせれば言い争いばかりしていたのに……。
派手な服装を注意して来たのも、誰がどう見ても明らかに校則違反ではない格好に怒っていたのも、全部私が好きだったからなんて……。
満面の笑みを浮かべて頷いたあと、衝撃的な言葉が紡がれた。
「残念だが、これが委員長の本性なんだよなー」
「へ?」
「俺達も、成人してから知ったんだけどさぁ」
「委員長、酔っ払うといつもこうなのよ」
幼馴染コンビは見事な連携プレーで、私にわかりやすく説明してくれる。
やはり、2人は彼が酔ったらこうなると知っていたようだ。
私だけ仲間外れなんて、あまりにも酷すぎる。
恨みがましく2人を睨みつければ、木賀くんはニヤニヤと口元を歪めてこちらを茶化す。
「真面目な委員長を壊したのは、豊臣だぜ?」
なんで私のせいなのか、さっぱり理解できない。
続きを促すように幼馴染コンビを見つめれば、深い溜息を溢した薊が説明してくれる。
「初めて会った時から、片思いしていたんですって」
「じゃあ、」
「そう。片思い歴20年」
私達は学生時代、顔を合わせれば言い争いばかりしていたのに……。
派手な服装を注意して来たのも、誰がどう見ても明らかに校則違反ではない格好に怒っていたのも、全部私が好きだったからなんて……。