「コンテスト用シナリオ」隠れストーカーな犬系後輩との同棲が始まります!?
エピソード7
同居生活が始まってから今日で一週間
何事もなく平和な生活が続いています
大学へ私は向かう時刻になった
「おはよう… 美愛ちゃん…!」
この黒髪短髪の超絶美少女は私の友人の宮野叶(みやのかな)ちゃん
「おはよう!叶ちゃん!」
「美愛、おはよう! 私もいるわよ!」
私に抱きついてきたこの金髪ポニーテールの超絶美少女は高橋莉々愛(たかはしりりあ)ちゃん
「おはよう!莉々愛ちゃん!」
私は莉々愛ちゃんをぎゅっと抱きしめ返した
「ちょっと…俺は無視?」
「由希!」
私が名前を呼んだこの白髪緑目イケメンは私の幼馴染の佐々木由希(ささきゆき)だ
「今までどこ行ってたの!?」
由希は去年、急に姿を消したのだ
「海外留学行ってた…言うの忘れててごめんね 美愛」
「よかった~…どうせそんなことだろうと…わっ!」
由希がぎゅっと私を抱きしめる
「ちょっ…何して…」
「美愛、今日の授業が終わったら…一緒に帰ってくれる?」
由希が私の耳元で囁く
「う、うん…!」
そして授業が終わり、由希は私のもとへと来た
「美愛、一緒に帰ろ」
「うん」
一緒に帰っていると由希が話し始めた
「美愛、君が好きです」
「…え?」
え…今、好きって… 私が由希の方を見ると頬が真っ赤になりながら私を見つめている由希がいる
「だから…俺は美愛のことが好きなんだ」
「…まずはありがとう 少し考えさせてもらってもいいかな?」
「もちろんだよ 何か月だって何年だって待つよ」
「ありがとう 私、こっちだからばいばい」
「うん、ばいばい」
私は由希が見えなくなると家の前でしゃがみ込む
「はぁ…どうしよう…」
「ただいま~…」
私が帰ると犬川くんが出迎えてくれた
「おかえりなさい 先輩」
「先輩…いつもより疲れてますね 大丈夫ですか?」
犬川くんは優しい声で話して私を見つめる
「あのね、今日由希に告白されたの…」
「…」
あれ…? どうしたんだろう… 私が告白されたことを伝えると空気がピリついた
「それ…ほんとですか…?」
「うん、そうだけど?」
私がキョトンとしながら犬川くんに言うと犬川くんが私を見つめる
「…付き合うんですか…?」
犬川くんが私の方に真剣な目線を向ける
「まだ悩んでるかな?」
「なら、僕から言いたいことがあります」
犬川くんが私に手を差し伸べる
「犬川くん…?」
「美愛先輩…あなたのことがずっと前から好きでした 僕と付き合ってくれませんか?」
「ほんと…?」
「ほんとですよ ずっと前から好きで好きで大好きでした」
「私からも伝えたいことがありますっ…!」
「なんですか?」
私は犬川くんの手をぎゅっと握った
「私も大好きです!」
「先輩、僕と付き合ってくれますか?」
「もちろんです!」
私は涙ながらも微笑んで犬川くんを見つめて、犬川くんの頬にキスをした
「せっ、先輩!?」
「犬川くんはしてくれないの?」
私が微笑みながら話すと犬川くんが頬を紅色に染めながら言う
「なら先輩…目、瞑ってください」
「うん!」
私が目を瞑ると私の唇にふにっと柔らかいものが重なった
「んっ…」
「え… 今…」
私が頬を紅らめると犬川くんが私の唇に指で触れる
「ここにキスしました …もーいっかいだめですか…?」
私は理解して頬を紅色に染めながらも小さくうなずく
「うん…いいよ…?」
すると、犬川くんが近づいてきて犬川くんが優しく私の唇に唇を重ねた
「んっ…」
私の唇から犬川くんの唇が離れる
「美愛先輩、大好きです」
「私も大好き!」
私たちはぎゅっと抱きしめあった