15歳差の御曹司に甘やかされています〜助けたはずがなぜか溺愛対象に〜
玄関越しに聞こえた声に、私は固まった。えっ……玲央さん?

急いでドアを開けると、そこには息を切らせた玲央さんが立っていた。

そして次の瞬間、彼は迷いなく家の中に入ってきた。

「ど、どういうこと?」

私は戸惑って後ずさる。

すると、玲央さんは私の肩を掴んだ。

いつも冷静な彼が、珍しく動揺している。

「たった一日迎えに行けなかっただけで、もう終わりなの?」

「えっ……?」

思わず目を瞬かせる。

玲央さんは、真剣な目で私を見つめると、そのまま強く抱きしめてきた。

「ひより……俺、焦ったよ。あんなメッセージ、突然すぎるだろ。」

「だ、だって……私、玲央さんに頼りすぎてる気がして……自分でちゃんとしようって……」

「それで距離取ろうとするなんて、極端すぎんだよ……」

玲央さんの声が少し震えていた。

「俺、ひよりとずっと一緒にいたい。甘えてくれていいし、頼ってくれていい。そうやって、俺を必要としてほしい。」
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