15歳差の御曹司に甘やかされています〜助けたはずがなぜか溺愛対象に〜
「そんなの、本当の愛じゃない。」

また涙が零れた。

私は玲央さんにすがるように、抱き着いた。

「ひよりが考える、本当の愛って何?」

私は考えた。でも、まだ玲央さんに2回しか抱かれていない私は、きっと愛を語れるような人ではないのだ。

「俺は思う。嬉しい時や喜んでいる時もそうだけど。」

玲央さんはぎゅっと抱きしめてくれた。

「こうして、悲しい時や苦しい時も、二人で理解し合えるのが、本当の愛なんじゃないかって。」

私はうんと頷いた。

さくらのように、一時だけの愛なんて。

私は分からない。

「ねえ、セックスって何?」

私は分からない。

「お金を払ってでも、性処理したいなんて私には……」

到底、理解できない。

「そうだね。一般的にはセックスって愛情表現だって言われているけれど、一部の人にはただの処理なのかもしれない。」

私は玲央さんを見つめた。
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