15歳差の御曹司に甘やかされています〜助けたはずがなぜか溺愛対象に〜
でも肝心の私は、吐息を吐くことが精一杯で、どうしたらこの好きな人に抱かれている悦びを伝えられるのか、分からなかった。

「玲央さんっ……」

「ひより?」

「私っ……あっ……乱れてもいいのぉ……」

すると玲央さんが一旦、私から離れた。

「えっ……」

突然玲央さんを失った私は、一人で快楽の淵にいた。

「いやぁ……もっとぉ……」

そう呟くと、玲央さんが私の体を回転させ、キスをした。

「ごめん。乱れるなら俺の見えるところで乱れて欲しいと思っただけなんだが。」

そう言うと玲央さんは、ニッと笑った。

「もっとか。いい言葉だ。」

かえって、玲央さんの欲情に火を着けちゃった?

そして今度は、湯船の淵に座らせられて、お互い向かい合った。

「ひより。俺を求めて。」

私は思い切って両足を開いた。もうこれが精一杯。

でも玲央さんが来てくれない。

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