15歳差の御曹司に甘やかされています〜助けたはずがなぜか溺愛対象に〜
そして浴室から出ると、そのままベッドに横になった。

玲央さんが、私に腕枕をしてくれる。

「玲央さん、私。玲央さんの事、ちゃんと愛せてる?」

するとクスクスと、玲央さんが笑い出した。

「えっ?どうして笑うの?」

ちょっと拗ねると、玲央さんは髪を撫ででくれた。

「愛せてる。さっきのお風呂だって俺、愛されてるって思った。」

私は玲央さんを抱きしめた。

「本当?」

「男は、好きな女を抱くだけで、俺って愛されてるって思っちゃう動物なんだよ。」

なんだか私も、クスクス笑えた。

「やっと、笑った。」

私は玲央さんを見た。

「そうやって、俺の隣で笑っててほしい。これからもずっと。」

玲央さんも笑顔になってる。

「ひより。俺は、社会人としての君も、妻としての君も、母親になった君も、側で見たい。」

それはこれからの未来も、この人と歩んでいけるという、魔法の言葉だった。


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