響け、希望と愛の鐘
「私は、役所に取りに行く書類があるので、行ってきます」
「待って!
俺も行かせてくださいよ!
俺、一応後輩ですからね、優美先輩」
「だから、その呼び方止めてって」
「役所に行く道中もご時世柄、専用お手洗い少ないですからね。
優美先輩1人だと危なっかしくて、行かせられませんよ。
今も、依頼人にストーカーされてるんでしょう、先輩。
ソイツに連れ込まれて乱暴されても、抵抗出来ないでしょう。
先輩は妹の優華ちゃんと違って魔力もないし。
俺が本気で好きになった人くらい、守らせてくださいよ。
ね?
優美先輩」
ハギくんはそう言って、優美に付き添ってくれたのだった。
「待って!
俺も行かせてくださいよ!
俺、一応後輩ですからね、優美先輩」
「だから、その呼び方止めてって」
「役所に行く道中もご時世柄、専用お手洗い少ないですからね。
優美先輩1人だと危なっかしくて、行かせられませんよ。
今も、依頼人にストーカーされてるんでしょう、先輩。
ソイツに連れ込まれて乱暴されても、抵抗出来ないでしょう。
先輩は妹の優華ちゃんと違って魔力もないし。
俺が本気で好きになった人くらい、守らせてくださいよ。
ね?
優美先輩」
ハギくんはそう言って、優美に付き添ってくれたのだった。