オフィスでは忠犬、でも二人きりになると獣でした~年下部下の甘すぎる独占愛~
低く囁かれたその声に、喉が鳴る。

「ちょっ……」

言い終わる前に、彼の唇が私を塞いだ。

強引で、熱くて、余裕がなくて。

まるで、渇いた獣が水を欲するような――貪るようなキスだった。

「んんっ……」

身を引こうとしたのに、後頭部に腕を回され、逃げられない。

キスの合間に落ちた彼の声が、胸を焼く。

「……もう、逃がさない。」

低く落ちた声と同時に、藤堂君の指先が私のシャツのボタンを外し始めた。

ひとつ、またひとつ。

昨日、たまたま気分転換に買ったばかりのレースの下着が、あらわになる。

「……あ。」

自分の肌が晒されているという羞恥心よりも先に、

藤堂君の舌が鎖骨をなぞった感触が走る。

「んんっ……あっ」

濡れた熱が、滑って、絡んで、私の皮膚を味わっていく。

――なんで。

なんでそんな、美味しそうに舐めるの……?
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