オフィスでは忠犬、でも二人きりになると獣でした~年下部下の甘すぎる独占愛~
視線をそらそうとした瞬間、足元にも、彼の指が忍び込んでいた。

「や、あっ、んっ……!」

敏感なところに触れられるたび、甘い声が零れてしまう。

「はぁ……綾乃さん、かわいすぎますって。」

その言葉に、頭が真っ白になる。

「……だめ、だって……」

そう言おうとするのに、口が言葉を拒んでいる。

止めてって、言えばいいのに。

言えない。

こんな甘くて、熱くて、やさしくて、でも本能むき出しの刺激――

一体、いつぶりなの……?

忘れていた感覚が、今、私の中で――溶けていく。

ぴちゃっ、と小さな水音が立っているのが、自分でも分かる。

「いや……っ、やだ……」

懇願に似た声がこぼれても、藤堂君の動きは止まらない。

「……はぁ、はぁっ……!」

指が、舌が、奥まで入り込んで――

もう駄目、と思ったその瞬間。

「――っあああっ!」

体がビクンッと大きく跳ねた。
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