オフィスでは忠犬、でも二人きりになると獣でした~年下部下の甘すぎる独占愛~
快感が波のように押し寄せてきて、私は思わずシートにしがみついた。

しばらく余韻に震えていると、藤堂君が静かに自分の指を舐めながら、こう呟いた。

「……甘いな。」

――恥ずかしい。死にたいくらい。

私は咄嗟に彼に背を向けた。

「……藤堂君の、馬鹿っ!」

震える声でそう吐き出すと、彼はため息まじりに言った。

「こうでもしないと、俺のこと、男として見てくれないでしょ?」

痛いところを突かれた気がした。

確かにそうだった。

彼のことを、ずっと“年下で、部下で、わんこ”だと決めつけていた。

でも――奪われた快感は、そんな言い訳ごと全部、壊してしまった。

悔しい。
こんなふうにされて、感じてしまった自分が――悔しくてたまらなかった。

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