姫君の憂鬱―悪の姫と3人の王子共―
PM19:00
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俺とひーちゃんは学校の課題と自主学習、傑さんはキッチンに立ち温め中のカレー鍋を見守りながらスマホゲームに勤しんでいると、玄関のドアが開く音がした。渉さんのご帰還だ。
「兄ちゃん・兄貴おかえりー。」
「渉さん先にお邪魔してました。」
暑さからの解放と家族からの歓迎にホッとしたような笑顔で渉さんも「ただいま」と答える。
渉さんが部屋着に着替えたり手洗いしたりとしている間に、急いでダイニングテーブルに広げた勉強道具を片付けて食事の支度を整える手伝いをする。
「あ、聖。冷蔵庫ん中にサラダ入ってるから出しといてー。」
傑さんが蒸らし終わったご飯をかき混ぜながら、ちょうど冷蔵庫前にいた俺に声をかける。
言われた通りに冷蔵庫の上段を開け、1人ずつの器に分けられたサラダを見つけた。
今いる人数と、多分遅くに帰宅するお父さんの分なのだろう、合わせて5人分のサラダが置かれている。
(参ったな、最初から俺が来る想定だったの?)
渉さんの当たり前のように与えてくれる優しさに、うっかり脱力して頬が緩んでしまった。
冷蔵庫も開けっぱなしにしてたから、傑さんには「早く閉めろ」と怒られた。
俺とひーちゃんは学校の課題と自主学習、傑さんはキッチンに立ち温め中のカレー鍋を見守りながらスマホゲームに勤しんでいると、玄関のドアが開く音がした。渉さんのご帰還だ。
「兄ちゃん・兄貴おかえりー。」
「渉さん先にお邪魔してました。」
暑さからの解放と家族からの歓迎にホッとしたような笑顔で渉さんも「ただいま」と答える。
渉さんが部屋着に着替えたり手洗いしたりとしている間に、急いでダイニングテーブルに広げた勉強道具を片付けて食事の支度を整える手伝いをする。
「あ、聖。冷蔵庫ん中にサラダ入ってるから出しといてー。」
傑さんが蒸らし終わったご飯をかき混ぜながら、ちょうど冷蔵庫前にいた俺に声をかける。
言われた通りに冷蔵庫の上段を開け、1人ずつの器に分けられたサラダを見つけた。
今いる人数と、多分遅くに帰宅するお父さんの分なのだろう、合わせて5人分のサラダが置かれている。
(参ったな、最初から俺が来る想定だったの?)
渉さんの当たり前のように与えてくれる優しさに、うっかり脱力して頬が緩んでしまった。
冷蔵庫も開けっぱなしにしてたから、傑さんには「早く閉めろ」と怒られた。