姫君の憂鬱―悪の姫と3人の王子共―
PM20:00
PM 20:00
藤澤家から家に戻る。
ひーちゃん家の玄関を出てドアを閉めると、また静寂が訪れる。
車に乗ってぼんやりと外を眺めながら家までの道のりを過ごした。
PM 20:25
帰宅すると、高井さんが出迎えてくれた。
「おかえりなさいませ、聖さん。」
深々と下げた頭が上がるが、そこに笑顔なんてものはない。
ひーちゃん家から帰ってくると、高井さんのお堅さが際立って見える。
「すぐお風呂になさいますか?それともお部屋に戻られますか?」
「お風呂入っちゃおうかなぁ。そしたら高井さん、すぐ休めるでしょ〜?」
俺の歩くのに合わせて半歩後ろを歩き、カバンを受け取った高井さんは「支度はしてありますのでごゆっくり」と脱衣所の前で足を止める。
俺は「はぁい。」と緩い返事をして、軽い入浴タイムを楽しんだ。
PM 20:30
濡れた髪をそのままに、ダイニングテーブルの席に着いて高井さんが入れてくれたお茶を飲む。
「ちゃんと乾かさないと風邪を引いてしまいますよ。」
主張は控えめなのに俺の不摂生にはしっかり小言を言ってくる。しかもしつこい。
親がちゃんと親だったらこんな感じなのかな、とか俺でも思うくらいには。
「ね、高井さんも一緒にお茶飲みましょうよ。」
「勤務中ですので。」
バッサリ。つれないな〜。俺、マダム人気も高いんだけど。
藤澤家から家に戻る。
ひーちゃん家の玄関を出てドアを閉めると、また静寂が訪れる。
車に乗ってぼんやりと外を眺めながら家までの道のりを過ごした。
PM 20:25
帰宅すると、高井さんが出迎えてくれた。
「おかえりなさいませ、聖さん。」
深々と下げた頭が上がるが、そこに笑顔なんてものはない。
ひーちゃん家から帰ってくると、高井さんのお堅さが際立って見える。
「すぐお風呂になさいますか?それともお部屋に戻られますか?」
「お風呂入っちゃおうかなぁ。そしたら高井さん、すぐ休めるでしょ〜?」
俺の歩くのに合わせて半歩後ろを歩き、カバンを受け取った高井さんは「支度はしてありますのでごゆっくり」と脱衣所の前で足を止める。
俺は「はぁい。」と緩い返事をして、軽い入浴タイムを楽しんだ。
PM 20:30
濡れた髪をそのままに、ダイニングテーブルの席に着いて高井さんが入れてくれたお茶を飲む。
「ちゃんと乾かさないと風邪を引いてしまいますよ。」
主張は控えめなのに俺の不摂生にはしっかり小言を言ってくる。しかもしつこい。
親がちゃんと親だったらこんな感じなのかな、とか俺でも思うくらいには。
「ね、高井さんも一緒にお茶飲みましょうよ。」
「勤務中ですので。」
バッサリ。つれないな〜。俺、マダム人気も高いんだけど。