もう女じゃないなんて、言わせない
シャワーを浴び終えた私たちは、バスタオルを巻いたまま、静かにベッドに並んだ。
明るすぎない照明の中、肌と肌の距離が、ほんのわずかずつ近づいていく。
「……悠真。」
名前を呼ぶと、彼がそっと私を見下ろした。
その視線が優しくて、でもどこか獣のように真剣で。
胸の奥がじんわりと熱くなった。
体が、震える。
寒いわけじゃない。
怖いわけでもない。
ただ――これは、もう止まらない。
お互いの唇が、ゆっくりと重なった。
やわらかくて、でもどこか切なくて。
触れただけで、張り詰めていた心の膜が、ふわりと溶けていくようだった。
そうよ。
もう若くないんだもの。
できる時にしなきゃ、想いを交わすチャンスなんて、そう何度も来るわけじゃない。
でも……
悠真の唇が、ふと私の唇から離れた瞬間――
溢れてしまった。
ぽたり、と。
涙が、頬を伝って零れた。
「……優香?」
彼が小さく囁く。
でも私は、何も言えなかった。
明るすぎない照明の中、肌と肌の距離が、ほんのわずかずつ近づいていく。
「……悠真。」
名前を呼ぶと、彼がそっと私を見下ろした。
その視線が優しくて、でもどこか獣のように真剣で。
胸の奥がじんわりと熱くなった。
体が、震える。
寒いわけじゃない。
怖いわけでもない。
ただ――これは、もう止まらない。
お互いの唇が、ゆっくりと重なった。
やわらかくて、でもどこか切なくて。
触れただけで、張り詰めていた心の膜が、ふわりと溶けていくようだった。
そうよ。
もう若くないんだもの。
できる時にしなきゃ、想いを交わすチャンスなんて、そう何度も来るわけじゃない。
でも……
悠真の唇が、ふと私の唇から離れた瞬間――
溢れてしまった。
ぽたり、と。
涙が、頬を伝って零れた。
「……優香?」
彼が小さく囁く。
でも私は、何も言えなかった。