甘い独占欲と溺愛で、もう絶対離さない。


千紘くんが、私に気がある……?

そ、そんなわけ……。
でも、気がない女の子に、あんなことする……?

え、え?


「ちょ、ちょっとゆあ、なんで照れてるの?」

「だ、だって、羽衣が……っ」

「私?」

「千紘くんが、私に気があるって……」

「え、気づいてなかったの?」


本気?とも言いたげな羽衣の表情に、余計に心臓が高鳴る。


「なに、もしかしてゆあ、瀬良くんのこと好きなの?」

「……っ」

「えーっ!!」


い、言っちゃった……。

正しくは、気づかれちゃった、だけど。


羽衣は、最近の中でも楽しそうな顔をして。


「なら、余計にゆあ悪くないじゃん!
ゆあ、もっと堂々と瀬良くんに話しかけていいよ!」

「で、でも、そしたら、嫌がらせが……」

「そんなの瀬良くんに頼ったら、即解決してくれるよ!」


でも、千紘くんに頼るなんて、卑怯じゃないかな……?


< 147 / 182 >

この作品をシェア

pagetop