甘い独占欲と溺愛で、もう絶対離さない。


『ゆあも、いっしょにつくってもいーい?』


と、すぐさま聞いた。

すると、彼は目をきらきらと輝かせて、こくりとうなずいたのだ。
それがまた、嬉しくて仕方がなかった。


『わーいっ。
これでわたしとあなたは、おともだちだね』

『おともだち?ゆんちゃんと、ぼくが?』

『そうだよ!だって、いっしょにあそぶんだもん』


彼は、私のことを〝ゆんちゃん〟と呼んだ。
多分だけど、〝ゆあちゃん〟だと呼びにくかったのだと思う。

もしかしたら、本当に〝ゆんちゃん〟と聞こえたのかもしれないけど。


『ぼく、おともだちがほしかったの』

『おともだち、いないの?』

『じょうずにおはなしができないんだ』


私は、彼の言葉に首を傾げた。


『じょうずだよ、おはなしするの。
だって、ゆあとおはなししてるじゃん』

『……えっ?ほんとう?
ぼく、おはなしじょうず?』

『うん!』


すると、彼は嬉しそうににこりと笑った。

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