甘い記憶を溶かしたら
「ただいまぁー」
誰と返事はないけれど、いつも挨拶だけはする。
ここで暮らしている、生きていると実感するため。ひとりだけどこの世界にちゃんと私は今を生きてるのだって自分が実感したいから。
最初は何も反応がないことに多少の寂しさもついてきたけれど、それももう慣れた。だからそれくらい慣れてないと世の中やっていけないものなのだ! お独り様で生きていると色々強くもなれる。
――プシュッ。
勢いよく開けた缶ビールから響くこの音が好き。喉の渇きに拍車をかけるようで気持ちがより急かされてグラスに入れる前にフライングで一口飲んでしまった。
「んまい!」
こうして一人、無駄に気取らず缶をプシュッと鳴らして缶ビールを飲む時間が最近の一番の楽しみになった。のんべぇな訳ではなかったが飲めばそれなりに飲めるようになる。今では缶ビール、酎ハイと二本くらいは平日飲んでもへっちゃら。
喉が渇いていた私は軽く一本飲み切って本日の二本目。酸っぱくて、少しだけ苦いレモンを流し込んでると今の自分がよっぽど素の自分なのだと実感する。
誰と返事はないけれど、いつも挨拶だけはする。
ここで暮らしている、生きていると実感するため。ひとりだけどこの世界にちゃんと私は今を生きてるのだって自分が実感したいから。
最初は何も反応がないことに多少の寂しさもついてきたけれど、それももう慣れた。だからそれくらい慣れてないと世の中やっていけないものなのだ! お独り様で生きていると色々強くもなれる。
――プシュッ。
勢いよく開けた缶ビールから響くこの音が好き。喉の渇きに拍車をかけるようで気持ちがより急かされてグラスに入れる前にフライングで一口飲んでしまった。
「んまい!」
こうして一人、無駄に気取らず缶をプシュッと鳴らして缶ビールを飲む時間が最近の一番の楽しみになった。のんべぇな訳ではなかったが飲めばそれなりに飲めるようになる。今では缶ビール、酎ハイと二本くらいは平日飲んでもへっちゃら。
喉が渇いていた私は軽く一本飲み切って本日の二本目。酸っぱくて、少しだけ苦いレモンを流し込んでると今の自分がよっぽど素の自分なのだと実感する。