シンユウノススメ
ムギは本当に幸せだった。
メイちゃんのその言葉にはムギとの未来が詰まっていたから。
その場限りでムギを助けたわけじゃない。
助けたからには責任を果たさなきゃいけないって義務感だけでムギと友達になってくれたわけじゃない。
ムギとは大人になってもずっと一緒に居るんだって思ってくれていることが、ムギが生きてきた十二年間で一番嬉しくて、本当に「神様」からの贈り物だった。
「メイちゃん。ムギ達、親友になれるかな?」
「なれるよ。もう親友じゃん!」
メイちゃんはそう言ってくれたよね。
屋上には秋らしい風が吹くような季節になっていた。
メイちゃんが助けてくれたあの日の生ぬるい風とは違う。
ムギ達は生きている。
屋上から見上げた空は澄んだ青だった。
メイちゃんが居る世界には色が在る。
ムギが「赤」に殺されることはもう無い。
メイちゃんのその言葉にはムギとの未来が詰まっていたから。
その場限りでムギを助けたわけじゃない。
助けたからには責任を果たさなきゃいけないって義務感だけでムギと友達になってくれたわけじゃない。
ムギとは大人になってもずっと一緒に居るんだって思ってくれていることが、ムギが生きてきた十二年間で一番嬉しくて、本当に「神様」からの贈り物だった。
「メイちゃん。ムギ達、親友になれるかな?」
「なれるよ。もう親友じゃん!」
メイちゃんはそう言ってくれたよね。
屋上には秋らしい風が吹くような季節になっていた。
メイちゃんが助けてくれたあの日の生ぬるい風とは違う。
ムギ達は生きている。
屋上から見上げた空は澄んだ青だった。
メイちゃんが居る世界には色が在る。
ムギが「赤」に殺されることはもう無い。