シンユウノススメ
「その予定は無いけど、ナオくんだったらいいよ」
「えっ。麦ちゃん、いいの?」
これはちょっと嫌いなメイちゃん。
白々しい。期待してたくせに。
「だってそのほうがメイちゃんは嬉しいんでしょ?」
「それは…せっかくのイベント?だし…」
「香乃、いいの?俺は嬉しいんだけど」
「ナオくんが断ったらメイちゃんが来てくれないかもしれないじゃん。黙って着いてきなよ」
「あはは。じゃあ、お言葉に甘えて」
この夏休み、メイちゃんとの初めての旅行が決定した。
あの日メイちゃんが言ってくれたムギとの二人っきりの旅行はもう少しおあずけだね。
約一名、邪魔者が居たって大した問題では無い。
ムギが気にしなければ空気とおんなじなんだから。
「えっ。麦ちゃん、いいの?」
これはちょっと嫌いなメイちゃん。
白々しい。期待してたくせに。
「だってそのほうがメイちゃんは嬉しいんでしょ?」
「それは…せっかくのイベント?だし…」
「香乃、いいの?俺は嬉しいんだけど」
「ナオくんが断ったらメイちゃんが来てくれないかもしれないじゃん。黙って着いてきなよ」
「あはは。じゃあ、お言葉に甘えて」
この夏休み、メイちゃんとの初めての旅行が決定した。
あの日メイちゃんが言ってくれたムギとの二人っきりの旅行はもう少しおあずけだね。
約一名、邪魔者が居たって大した問題では無い。
ムギが気にしなければ空気とおんなじなんだから。