夢の続きを、あなたと
せっかく曽我さんから声を掛けてもらってこの部署へ異動になったのに、結局何の実績も上げることなく、ここでは雑務のようなデスクワークだけしか仕事をしていない。
バイヤー部では、雑務を一手に引き受ける私の存在は重宝するせいか、みんなにとても感謝されている。
その感謝の気持ちをきちんと伝えてもらえて私も報われるけれど、あの日夢を諦めた時点で、世界から色がなくなったみたいだった。
将来に安定を求めた結果が今の状況なんだと、自分に言い聞かせていたけれど……
本当に、このままでいいのだろうか。
せっかくバイヤーになったのに、結局ここでも、私が『女性だから』という理由の、理不尽なことばかりだ。
書類を纏めていると、会社の私宛てのアドレスに、一通のメールを受信した。
きっと、以前アポ取りしていた企業からお断りのメールだろうな……
私は溜息をひとつ吐くと、メールボックスを開いた。
メールの送信主の名前に、私は思わず声が出そうになる。
それは、雄馬からのものだった。
驚いた私は見間違いじゃなかと、送信者の名前を何度も確認してしまう。しかし、何度見ても、『本庄雄馬』の名前に間違いない。
私はカーソルを合わせてメールを開いた。
そこには、代表が断りのメールを送っていると思うけれど、自分は代表と違う見解を持っていると書かれており、その件で話がしたいとのことだった。
バイヤー部では、雑務を一手に引き受ける私の存在は重宝するせいか、みんなにとても感謝されている。
その感謝の気持ちをきちんと伝えてもらえて私も報われるけれど、あの日夢を諦めた時点で、世界から色がなくなったみたいだった。
将来に安定を求めた結果が今の状況なんだと、自分に言い聞かせていたけれど……
本当に、このままでいいのだろうか。
せっかくバイヤーになったのに、結局ここでも、私が『女性だから』という理由の、理不尽なことばかりだ。
書類を纏めていると、会社の私宛てのアドレスに、一通のメールを受信した。
きっと、以前アポ取りしていた企業からお断りのメールだろうな……
私は溜息をひとつ吐くと、メールボックスを開いた。
メールの送信主の名前に、私は思わず声が出そうになる。
それは、雄馬からのものだった。
驚いた私は見間違いじゃなかと、送信者の名前を何度も確認してしまう。しかし、何度見ても、『本庄雄馬』の名前に間違いない。
私はカーソルを合わせてメールを開いた。
そこには、代表が断りのメールを送っていると思うけれど、自分は代表と違う見解を持っていると書かれており、その件で話がしたいとのことだった。