夢の続きを、あなたと
この手で夢をもう一度
「これ……!」
雄馬が持ってきた箱の中には、私が企画書に記していた、廃材を使った雑貨が入っていた。
それも、ひとつやふたつではない。これらは昨日今日で作ったものでないことくらい、その数からわかる。
木材の皮を加工したしおりや、廃材を使ったアクセサリー、ストラップなどに着けるチャームなど、大人かわいい雑貨がたくさんある。細工もひとつひとつが丁寧に施されており、私が求めていた理想そのものだった。
私が箱の中にある雑貨をひとつずつ手に取りながら眺めていると、雄馬は徐ろに口を開いた。
「……昨日、プレゼンを聞いて、俺、すごく揺れたんだ。正直言って、廃材で雑貨を作るっていうアイデア、すごく面白かった。代表に話したんだけど、今の工房の状況じゃ難しいってさ」
私はうなずいた。そう、それはもうメールで読んで知っている。
「うちの工房、正直人手が全然足りてない。家具づくりで手いっぱいで、リメイク雑貨にまで人員を割けない。代表の判断は当然だと思う」
「……だよね」
わかっていた。そんな現実的な事情も。
でも、その先に雄馬は続けた。
「だから、俺、個人でやろうと思ってる」
私は思わず息をのんだ。
「え……?」
「もちろん、代表にも話した。俺の勤務時間外、つまりオフの時間を使って、雑貨制作をやるって。代表も、『本庄が責任持ってやるなら』って、廃材の一部提供を許可してくれた」
驚いたまま、私はしばらく声が出なかった。
雄馬が持ってきた箱の中には、私が企画書に記していた、廃材を使った雑貨が入っていた。
それも、ひとつやふたつではない。これらは昨日今日で作ったものでないことくらい、その数からわかる。
木材の皮を加工したしおりや、廃材を使ったアクセサリー、ストラップなどに着けるチャームなど、大人かわいい雑貨がたくさんある。細工もひとつひとつが丁寧に施されており、私が求めていた理想そのものだった。
私が箱の中にある雑貨をひとつずつ手に取りながら眺めていると、雄馬は徐ろに口を開いた。
「……昨日、プレゼンを聞いて、俺、すごく揺れたんだ。正直言って、廃材で雑貨を作るっていうアイデア、すごく面白かった。代表に話したんだけど、今の工房の状況じゃ難しいってさ」
私はうなずいた。そう、それはもうメールで読んで知っている。
「うちの工房、正直人手が全然足りてない。家具づくりで手いっぱいで、リメイク雑貨にまで人員を割けない。代表の判断は当然だと思う」
「……だよね」
わかっていた。そんな現実的な事情も。
でも、その先に雄馬は続けた。
「だから、俺、個人でやろうと思ってる」
私は思わず息をのんだ。
「え……?」
「もちろん、代表にも話した。俺の勤務時間外、つまりオフの時間を使って、雑貨制作をやるって。代表も、『本庄が責任持ってやるなら』って、廃材の一部提供を許可してくれた」
驚いたまま、私はしばらく声が出なかった。