御曹司との交際0日婚なんて、聞いてません!──10年の恋に疲れた私が、突然プロポーズされました
「千尋が生まれてきてくれた日なんだ。俺の人生に、千尋がいてくれることが、どれだけ奇跡かって思う。」
その言葉に、胸の奥がじんわりと熱くなった。
最近はすれ違いばかりで、律さんがどれほど忙しいかも分かっていた。
それでも、こうして時間を作ってくれた。私のために。
「ありがとう、律さん。本当にうれしい。」
「俺のほうこそ、ありがとう。」
二人の間に、久しぶりにふんわりとしたあたたかい空気が流れる。
ああ、大丈夫。この人となら、ちゃんと夫婦でいられる。
「楽しみにしてるね。」
そう伝えた私に、律さんは「うん」と優しく笑った。
私たちの“初めての誕生日”は、きっと素敵な日になる。そう思っていた。
18日の夜。
私はお気に入りのワンピースを身にまとい、指定されたレストランの前で待っていた。
時計の針は、18時半を少し過ぎていた。
「まだかな……」
その言葉に、胸の奥がじんわりと熱くなった。
最近はすれ違いばかりで、律さんがどれほど忙しいかも分かっていた。
それでも、こうして時間を作ってくれた。私のために。
「ありがとう、律さん。本当にうれしい。」
「俺のほうこそ、ありがとう。」
二人の間に、久しぶりにふんわりとしたあたたかい空気が流れる。
ああ、大丈夫。この人となら、ちゃんと夫婦でいられる。
「楽しみにしてるね。」
そう伝えた私に、律さんは「うん」と優しく笑った。
私たちの“初めての誕生日”は、きっと素敵な日になる。そう思っていた。
18日の夜。
私はお気に入りのワンピースを身にまとい、指定されたレストランの前で待っていた。
時計の針は、18時半を少し過ぎていた。
「まだかな……」