靴に魔法をかけたのは
「彼氏ができたら真っ先に紹介してね。いい男じゃなかったら許可しない!」
「もっちー、シスコンの姉ちゃんみたいだな」
「皐月ちゃんがかわいすぎるのが罪。彼氏がいないのが奇跡」
皐月に抱き着いてから、ふふん、と諒を見る。
「いいでしょー、女同士の特権」
「はいはい、聞き飽きた」
ふたりのやりとりに、皐月はくすくすと笑う。
晴佳たちはビルを出て、事前に皐月が選んでいた店に入った。おしゃれな内装にテーブルが並び、彼女たちでちょうど満席となった。
「良かった、すぐに座れて」
「ここ、人気なんですよ」
晴佳の隣に座った皐月がにこにこと言う。
本日のランチであるハンバーグセットを三人で注文し、食べながらも話すのは仕事のことだ。
「今日がんばったら明日は休み!」
「俺も。水曜休みの店長多いよな」
「一番お客さんが少ないですもんね。私は明日も仕事です」
「皐月ちゃんが支えてくれるから私たちが店でがんばれるんだよ。最近は商品部の手伝いしてるんだって? 慣れなくて大変じゃない?」
「大丈夫です。心配してもらえて嬉しいです」
皐月は照れたように微笑した。
「そういえば昨日、万引ツアーしてる高校生がいてうんざりだった」
「ツアー?」
皐月が首をかしげて晴佳を見る。
「もっちー、シスコンの姉ちゃんみたいだな」
「皐月ちゃんがかわいすぎるのが罪。彼氏がいないのが奇跡」
皐月に抱き着いてから、ふふん、と諒を見る。
「いいでしょー、女同士の特権」
「はいはい、聞き飽きた」
ふたりのやりとりに、皐月はくすくすと笑う。
晴佳たちはビルを出て、事前に皐月が選んでいた店に入った。おしゃれな内装にテーブルが並び、彼女たちでちょうど満席となった。
「良かった、すぐに座れて」
「ここ、人気なんですよ」
晴佳の隣に座った皐月がにこにこと言う。
本日のランチであるハンバーグセットを三人で注文し、食べながらも話すのは仕事のことだ。
「今日がんばったら明日は休み!」
「俺も。水曜休みの店長多いよな」
「一番お客さんが少ないですもんね。私は明日も仕事です」
「皐月ちゃんが支えてくれるから私たちが店でがんばれるんだよ。最近は商品部の手伝いしてるんだって? 慣れなくて大変じゃない?」
「大丈夫です。心配してもらえて嬉しいです」
皐月は照れたように微笑した。
「そういえば昨日、万引ツアーしてる高校生がいてうんざりだった」
「ツアー?」
皐月が首をかしげて晴佳を見る。