結婚当日に夫が浮気したから、ヤケになって愛人募集したら王弟殿下が志願してきた件。
それでも心のどこかで、夫婦として尊重し合える関係を築けるのではないかと期待していた自分が、愚かに思えた。
「なるほど。でしたら、最初から私と結婚せずに、リンダさんと結婚されればよかったのではありませんか?」
愛する女性がいるのなら、その人と結婚したほうが幸せになるだろう。
「まったく。いったい君は何を言っているんだい? この結婚はポーレット公爵家とロイル侯爵家の結びつきのために必要なもの。ロイル侯爵家はポーレット公爵家の後ろ盾が必要ではないのかな?」
彼が言うように、二人の結婚はポーレット公爵が、私の父、ロイル侯爵を財務大臣に推薦するために突きつけた条件なのだ。同い年の二人を結婚させてはどうだろうか、と。
だけど私は知っている。ポーレット公爵が狙っているのは、ロイル侯爵家の資産。歴史あるポーレット公爵家だが、ここ数年は事業の失敗が続いており、資金繰りに苦戦していると風の噂で聞いた。
そこでポーレット公爵家はロイル侯爵に狙いを定めた。昔からロイル侯爵は実直かつ堅実で安定して事業を続けているからだ。そのため、領民からの信頼も厚いし、国王の覚えもめでたい。
「なるほど。でしたら、最初から私と結婚せずに、リンダさんと結婚されればよかったのではありませんか?」
愛する女性がいるのなら、その人と結婚したほうが幸せになるだろう。
「まったく。いったい君は何を言っているんだい? この結婚はポーレット公爵家とロイル侯爵家の結びつきのために必要なもの。ロイル侯爵家はポーレット公爵家の後ろ盾が必要ではないのかな?」
彼が言うように、二人の結婚はポーレット公爵が、私の父、ロイル侯爵を財務大臣に推薦するために突きつけた条件なのだ。同い年の二人を結婚させてはどうだろうか、と。
だけど私は知っている。ポーレット公爵が狙っているのは、ロイル侯爵家の資産。歴史あるポーレット公爵家だが、ここ数年は事業の失敗が続いており、資金繰りに苦戦していると風の噂で聞いた。
そこでポーレット公爵家はロイル侯爵に狙いを定めた。昔からロイル侯爵は実直かつ堅実で安定して事業を続けているからだ。そのため、領民からの信頼も厚いし、国王の覚えもめでたい。