私の専任シークレットサービス!〜双子に溺愛警護され過ぎて困ります〜
【第2話】同居生活は危険がいっぱい!?
〇繁華街の大通り
足を止め振り返る双子。やや息が切れている。
春斗「ハァハァ……」「なんとか撒いたか」
春哉「あいつ等、何者なの」
春斗「日本はとか言ってな。海外マフィアってところじゃねぇの?」
春哉は抱えていた葵葉(偽)を下ろす。「恐かったデス」としゃがみ込み膝を抱える葵葉。
春哉「君さ、やっぱり――葵葉じゃないよね?」
葵葉(偽)を睨みつける双子。
春哉「葵葉がパクチーを食べれなかったのは、嫌いだからじゃない」「アレルギーだから」
葵葉(偽)の肩がビクッと震える。
春斗「本物の葵葉はどこだ」
葵葉(偽)の口角が上がり、スッと立ち上がると持っていた拳銃を春哉の顔に突きつける。
春哉「っ!?」
春斗「やっぱりニセモノかっ―――」※腰を低くかがめる
?「動くな」
春斗も背後から銃口を頭に突き付けられゴクリと唾をのみ首筋に汗が伝う。
バァンッと銃声音。※繁華街の絵。
〇目を閉じていた双子は薄っすらと目を開ける。
目の前には『採用おめでとう!』と書かれたメッセージ付きの花束が拳銃から出ている。
葵葉「おめでとう!ハルちゃん、シュンちゃん」※サングラス着用。
隣で拍手を送る葵葉(偽)。チラチラと紙吹雪が舞う中、ポカンと口を開ける双子。
葵葉(偽)=ルイチェル イギリスで若桜家を警護
葵葉がサングラスを外すと双子は目を見開く。
春斗&春哉「葵葉!!?」
葵葉「久しぶり」※アップ微笑み。
春斗「・・・どうなってんだよ。これ」
葵葉「私が日本で暮らすために、パパから出された条件のひとつだったの」
春哉「条件?」
葵葉「『ルイチェルのお目に適ったボディガードをつける』って言うことが!」ルイチェルを紹介するように手を傾ける「試すようなことしてごめんね」
葵葉(偽)「少し危うい所もありマスガ。あの場から見事に救出してくれマシタ。合格ラインデス」
親指をたてるルイチェル。
春哉ボソボソと「試験とか聞いてない」※眉間がピクリと動く
春斗「ん?」額に当てていた手をパッと離し「ちょっと待て!日本で暮らすってなんだよ!?俺たちは2週間のボディガードとしか聞いてねーぞ」
葵葉「ふふふ。実はね―――」
〇タワマン最上階 葵葉の部屋 リビング
タワマン下から見上げる絵
最上階の窓から都会の夜景を見下ろしている双子。
春斗「すげぇ」
春哉「人がゴミのようだ」
春斗「この高さじゃ人見えねぇよ」
葵葉「2人ともお待たせ」
家着に着替えた可愛い葵葉に双子目を丸くさせる。赤面顔を背ける春斗。
春哉「可愛い」※顔色変えずにぼそり
葵葉「本当?ありがとう。私が作ったブランドの新作なの」「ハルちゃんはどうかな?」
春斗「あ、あぁ・・・似合ってンじゃねーの」※頭をかく
春哉「さっきの話だけど本気なの?」
葵葉「さっき?」※首をかしげる
春斗「大学に通うって話だよ」
葵葉「うん!私が立ち上げた『with you』が想像以上に評判が良くて」※アパレル関係の経営
with youの店に駆け込む若者。アクセサリーやファッションの絵。
葵葉「最初は趣味感覚だったんだけど、たくさんの人が喜んでくれてる姿が嬉しくて。可愛い商品をいっ~ぱい世の中に届けることが葵葉の夢なの!」「それでね、同世代の『カワイイ』を追求するなら、日本の大学に通うのが一番かなって」
春斗&春哉「・・・」
春哉(出た。金持ちの感覚)
春斗(考えが追いつかねぇよ)
春斗「つーか、別に俺たちじゃなくても。あのルイチェルって奴で良かったんじゃねーの?」
春哉「あの人そうとう強いでしょう」
葵葉「あれ?気づいてたの?」
春斗「アイツの手・・・」「あの肥厚具合は拳銃や柔術のかなりの使い手だ。圧力や摩擦の刺激を繰り返し受けてできたものだろう」
春哉「それに抱えた時の体感や筋肉もしっかりしてた。あんなの男並みだよ」
葵葉「すごい!よくわかったね」顔の前で両手を合わせる「ルイチェルはアマチュアSP格闘部門の優勝経験者なの」「でもルイチェルはママの専任だから、戻らないといけなくて・・・」
葵葉「それで2人に私の専任のボディガードをお願いしたの!」「2人には私と同じ大学に通ってもらって、ここで生活してもらうわ」
春斗「はぁ!?」春哉「えっ!?」
葵葉「ふふふ。お泊り会みたいで楽しそうでしょう♪」
鼻歌交じりルンルンで寝室へ。
春斗&春哉「お泊り会?」「楽しそう?」※視線だけ動かしお互いを見る。
春斗「おいおい、まじかよ」
春哉「相変わらず思考が奇抜すぎ。俺たち大学生になるの?」「他の仕事は?」
春斗「ンなことより。ここで暮らすってなんだよ。何考えてやがる」
春哉「あっそうか――」※ハッとする表情
春哉は葵葉が入っていた寝室を見る。
〇寝室
クローゼットを眺めながら服を選ぶ。
葵葉「明日の服どれにしようかな~」
葵葉(2人とも背も伸びてかっこよくなってたな~)
寝室に入る双子に気付く葵葉。
葵葉「明日の服、どっちがいいと思う?」
服を交互に合わせる。
春斗「どっちも似合・・・じゃなくて!」
警戒心のない葵葉に眉を寄せ小さく息を吐く春斗。双子は葵葉をベッドに押し倒す。
〇冒頭に戻る
双子にベッドに押し倒される葵葉。
葵葉(というわけで・・・思い返しても原因がわかんないよ~)
葵葉「えっと・・・我慢とは?」※頬を赤くする
春斗「ンなこともわからないほど子供じゃなねーだろ」
春哉は足から手を葵葉の上着のボタンに移動させる。
葵葉「待っ待って!」
双子の胸板を押すがビクともしない。
春哉「待たない。この状況を作ったのは葵葉だよ」
葵葉「私は、昔みたいに―――」
春斗「昔のままなわけねーだろ」
春斗は握っていた手をベッドに押し付ける。
〇回想
リビング 双子
春斗「とにかく同居なんて無理だ」「俺らに拒否する権限がない以上、葵葉にわからせるしかねぇ」
春哉「どうやって?」
春斗「男と女だってわかれば、嫌でも理解するだろ・・・」
〇現在に戻る
春斗(本気で、怖がったりしてねぇよな)
春哉(これ、どこまでするの・・・)
組み敷かれる葵葉の唇が微かに震える。
葵葉「――2人はそんなことしない」
双子の動きが止まる。
葵葉「だって、私の嫌がるようなことを2人がするわけないもん・・・」
瞳が微かに揺れる春斗&春哉。拘束していた手が緩みかける。
葵葉「それに――」
ブレスレットのボタンを押すと警告音が鳴る。部屋の外から足音。数名の警備員が駆け付ける。
警備員「どうかされましたか!?」※勢いよく寝室のドアが開く。
葵葉「もしもの時は、日本のSPさんたちが駆け付けてくれる手筈になってるから安心♡」
ガックリと肩を落とす双子。その姿に笑っていた葵葉の表情が一瞬大人びる。
〇回想 イギリスの若桜邸 父書斎
部屋中の壁には本棚。仕事をしている父。ドアの近くで立つ葵葉。
葵葉父「わかっているとは思うが、結城が我々に尽くすのは仕事だからだ」「雇う側と雇われる側ということを忘れるな。――お前の将来の相手は私が決める」
〇現在に戻る
ベッドの下で体を小さくし座り込む双子。その姿に微笑む葵葉
葵葉モノ(わかってるわパパ。だから最後にもう一度だけ、2人に会いたかった・・・)
〇1年後 大学キャンパス 野外
大学生が行きかう。
葵葉モノ(若桜葵葉20歳。憧れの大学生になり1年が経ちました。日本の生活にも慣れ『with you』も軌道に乗り、順風満帆な大学ライフを過ごしています)
朱里「葵葉~おはよう」
百瀬朱里(モモセ シュリ):葵葉と同じ学部に通う友人 猫目
葵葉「おは――」
女子「キャァーーー!」「春斗君こっち見て~!」「春哉く~ん!」
たくさんの女の子たちに囲まれる双子。
女子「春哉君!この後、時間あるかな?」
春哉「ない」※無表情
女子「キャー!」「春哉君。今日も痺れるくらいのドS」「ツボる」
女子「春斗君は?人気のガレット屋さん予約取れたから一緒に」
春斗「まじ?俺のために予約とってくれたの?嬉しい」※眩しい笑顔。顔だけ王子様。
女子「キャー!!かっこいい!」「甘いマスクに眩しい笑顔」
少し離れた所から見ている葵葉と朱里。
朱里「相変わらず双子の人気はすごいわね」「いいの?葵葉のボディガードでしょう?」
葵葉「他の子は、ハルちゃんとシュンちゃんが、私のボディガードって知らないから仕方ないよ」「それよりも、2人が皆と仲良くしてる姿を見れるのが楽しいくらい」
朱里「ふ~ん。葵葉は興味なさそうね。まっ恋する乙女だもんねぇ~」※ニヤニヤ顔
葵葉「ちょっちょっと!ハルちゃんとシュンちゃんに聞こえちゃう!」「そのこと2人には絶対言わないでよ」
朱里「はいはい。わかってますよ。それでどうなの?君嶋さんとは」
孝太「あれ?葵葉ちゃん?」
君嶋孝太:26歳大学院生。爽やかゆるっと7:3分の前髪 好青年。
足を止め振り返る双子。やや息が切れている。
春斗「ハァハァ……」「なんとか撒いたか」
春哉「あいつ等、何者なの」
春斗「日本はとか言ってな。海外マフィアってところじゃねぇの?」
春哉は抱えていた葵葉(偽)を下ろす。「恐かったデス」としゃがみ込み膝を抱える葵葉。
春哉「君さ、やっぱり――葵葉じゃないよね?」
葵葉(偽)を睨みつける双子。
春哉「葵葉がパクチーを食べれなかったのは、嫌いだからじゃない」「アレルギーだから」
葵葉(偽)の肩がビクッと震える。
春斗「本物の葵葉はどこだ」
葵葉(偽)の口角が上がり、スッと立ち上がると持っていた拳銃を春哉の顔に突きつける。
春哉「っ!?」
春斗「やっぱりニセモノかっ―――」※腰を低くかがめる
?「動くな」
春斗も背後から銃口を頭に突き付けられゴクリと唾をのみ首筋に汗が伝う。
バァンッと銃声音。※繁華街の絵。
〇目を閉じていた双子は薄っすらと目を開ける。
目の前には『採用おめでとう!』と書かれたメッセージ付きの花束が拳銃から出ている。
葵葉「おめでとう!ハルちゃん、シュンちゃん」※サングラス着用。
隣で拍手を送る葵葉(偽)。チラチラと紙吹雪が舞う中、ポカンと口を開ける双子。
葵葉(偽)=ルイチェル イギリスで若桜家を警護
葵葉がサングラスを外すと双子は目を見開く。
春斗&春哉「葵葉!!?」
葵葉「久しぶり」※アップ微笑み。
春斗「・・・どうなってんだよ。これ」
葵葉「私が日本で暮らすために、パパから出された条件のひとつだったの」
春哉「条件?」
葵葉「『ルイチェルのお目に適ったボディガードをつける』って言うことが!」ルイチェルを紹介するように手を傾ける「試すようなことしてごめんね」
葵葉(偽)「少し危うい所もありマスガ。あの場から見事に救出してくれマシタ。合格ラインデス」
親指をたてるルイチェル。
春哉ボソボソと「試験とか聞いてない」※眉間がピクリと動く
春斗「ん?」額に当てていた手をパッと離し「ちょっと待て!日本で暮らすってなんだよ!?俺たちは2週間のボディガードとしか聞いてねーぞ」
葵葉「ふふふ。実はね―――」
〇タワマン最上階 葵葉の部屋 リビング
タワマン下から見上げる絵
最上階の窓から都会の夜景を見下ろしている双子。
春斗「すげぇ」
春哉「人がゴミのようだ」
春斗「この高さじゃ人見えねぇよ」
葵葉「2人ともお待たせ」
家着に着替えた可愛い葵葉に双子目を丸くさせる。赤面顔を背ける春斗。
春哉「可愛い」※顔色変えずにぼそり
葵葉「本当?ありがとう。私が作ったブランドの新作なの」「ハルちゃんはどうかな?」
春斗「あ、あぁ・・・似合ってンじゃねーの」※頭をかく
春哉「さっきの話だけど本気なの?」
葵葉「さっき?」※首をかしげる
春斗「大学に通うって話だよ」
葵葉「うん!私が立ち上げた『with you』が想像以上に評判が良くて」※アパレル関係の経営
with youの店に駆け込む若者。アクセサリーやファッションの絵。
葵葉「最初は趣味感覚だったんだけど、たくさんの人が喜んでくれてる姿が嬉しくて。可愛い商品をいっ~ぱい世の中に届けることが葵葉の夢なの!」「それでね、同世代の『カワイイ』を追求するなら、日本の大学に通うのが一番かなって」
春斗&春哉「・・・」
春哉(出た。金持ちの感覚)
春斗(考えが追いつかねぇよ)
春斗「つーか、別に俺たちじゃなくても。あのルイチェルって奴で良かったんじゃねーの?」
春哉「あの人そうとう強いでしょう」
葵葉「あれ?気づいてたの?」
春斗「アイツの手・・・」「あの肥厚具合は拳銃や柔術のかなりの使い手だ。圧力や摩擦の刺激を繰り返し受けてできたものだろう」
春哉「それに抱えた時の体感や筋肉もしっかりしてた。あんなの男並みだよ」
葵葉「すごい!よくわかったね」顔の前で両手を合わせる「ルイチェルはアマチュアSP格闘部門の優勝経験者なの」「でもルイチェルはママの専任だから、戻らないといけなくて・・・」
葵葉「それで2人に私の専任のボディガードをお願いしたの!」「2人には私と同じ大学に通ってもらって、ここで生活してもらうわ」
春斗「はぁ!?」春哉「えっ!?」
葵葉「ふふふ。お泊り会みたいで楽しそうでしょう♪」
鼻歌交じりルンルンで寝室へ。
春斗&春哉「お泊り会?」「楽しそう?」※視線だけ動かしお互いを見る。
春斗「おいおい、まじかよ」
春哉「相変わらず思考が奇抜すぎ。俺たち大学生になるの?」「他の仕事は?」
春斗「ンなことより。ここで暮らすってなんだよ。何考えてやがる」
春哉「あっそうか――」※ハッとする表情
春哉は葵葉が入っていた寝室を見る。
〇寝室
クローゼットを眺めながら服を選ぶ。
葵葉「明日の服どれにしようかな~」
葵葉(2人とも背も伸びてかっこよくなってたな~)
寝室に入る双子に気付く葵葉。
葵葉「明日の服、どっちがいいと思う?」
服を交互に合わせる。
春斗「どっちも似合・・・じゃなくて!」
警戒心のない葵葉に眉を寄せ小さく息を吐く春斗。双子は葵葉をベッドに押し倒す。
〇冒頭に戻る
双子にベッドに押し倒される葵葉。
葵葉(というわけで・・・思い返しても原因がわかんないよ~)
葵葉「えっと・・・我慢とは?」※頬を赤くする
春斗「ンなこともわからないほど子供じゃなねーだろ」
春哉は足から手を葵葉の上着のボタンに移動させる。
葵葉「待っ待って!」
双子の胸板を押すがビクともしない。
春哉「待たない。この状況を作ったのは葵葉だよ」
葵葉「私は、昔みたいに―――」
春斗「昔のままなわけねーだろ」
春斗は握っていた手をベッドに押し付ける。
〇回想
リビング 双子
春斗「とにかく同居なんて無理だ」「俺らに拒否する権限がない以上、葵葉にわからせるしかねぇ」
春哉「どうやって?」
春斗「男と女だってわかれば、嫌でも理解するだろ・・・」
〇現在に戻る
春斗(本気で、怖がったりしてねぇよな)
春哉(これ、どこまでするの・・・)
組み敷かれる葵葉の唇が微かに震える。
葵葉「――2人はそんなことしない」
双子の動きが止まる。
葵葉「だって、私の嫌がるようなことを2人がするわけないもん・・・」
瞳が微かに揺れる春斗&春哉。拘束していた手が緩みかける。
葵葉「それに――」
ブレスレットのボタンを押すと警告音が鳴る。部屋の外から足音。数名の警備員が駆け付ける。
警備員「どうかされましたか!?」※勢いよく寝室のドアが開く。
葵葉「もしもの時は、日本のSPさんたちが駆け付けてくれる手筈になってるから安心♡」
ガックリと肩を落とす双子。その姿に笑っていた葵葉の表情が一瞬大人びる。
〇回想 イギリスの若桜邸 父書斎
部屋中の壁には本棚。仕事をしている父。ドアの近くで立つ葵葉。
葵葉父「わかっているとは思うが、結城が我々に尽くすのは仕事だからだ」「雇う側と雇われる側ということを忘れるな。――お前の将来の相手は私が決める」
〇現在に戻る
ベッドの下で体を小さくし座り込む双子。その姿に微笑む葵葉
葵葉モノ(わかってるわパパ。だから最後にもう一度だけ、2人に会いたかった・・・)
〇1年後 大学キャンパス 野外
大学生が行きかう。
葵葉モノ(若桜葵葉20歳。憧れの大学生になり1年が経ちました。日本の生活にも慣れ『with you』も軌道に乗り、順風満帆な大学ライフを過ごしています)
朱里「葵葉~おはよう」
百瀬朱里(モモセ シュリ):葵葉と同じ学部に通う友人 猫目
葵葉「おは――」
女子「キャァーーー!」「春斗君こっち見て~!」「春哉く~ん!」
たくさんの女の子たちに囲まれる双子。
女子「春哉君!この後、時間あるかな?」
春哉「ない」※無表情
女子「キャー!」「春哉君。今日も痺れるくらいのドS」「ツボる」
女子「春斗君は?人気のガレット屋さん予約取れたから一緒に」
春斗「まじ?俺のために予約とってくれたの?嬉しい」※眩しい笑顔。顔だけ王子様。
女子「キャー!!かっこいい!」「甘いマスクに眩しい笑顔」
少し離れた所から見ている葵葉と朱里。
朱里「相変わらず双子の人気はすごいわね」「いいの?葵葉のボディガードでしょう?」
葵葉「他の子は、ハルちゃんとシュンちゃんが、私のボディガードって知らないから仕方ないよ」「それよりも、2人が皆と仲良くしてる姿を見れるのが楽しいくらい」
朱里「ふ~ん。葵葉は興味なさそうね。まっ恋する乙女だもんねぇ~」※ニヤニヤ顔
葵葉「ちょっちょっと!ハルちゃんとシュンちゃんに聞こえちゃう!」「そのこと2人には絶対言わないでよ」
朱里「はいはい。わかってますよ。それでどうなの?君嶋さんとは」
孝太「あれ?葵葉ちゃん?」
君嶋孝太:26歳大学院生。爽やかゆるっと7:3分の前髪 好青年。