皇太子妃を公募で決めるなんて聞いてません~見返す為に応募したのに皇太子殿下に心奪われてしまいました~
「恥ずかしい……です……」

頬が火照り、視線を逸らす私を、アレシオ殿下はそっと抱き寄せた。

「恥ずかしがらないで。君のすべてが、愛おしいんだ。」

殿下の手が私の腰を支え、背にそっと唇を落とす。

肌にふれた吐息は熱を帯び、胸の奥がじわりと疼く。

「君の震えも、鼓動も、全部感じたい。」

そう囁いた殿下の声は、まるで愛の旋律のように私の耳をくすぐった。

静かにベッドへと導かれ、私は彼の胸に身を預ける。

熱が、心と体を包み込んでいく。

「大丈夫。ゆっくり、君のすべてを知っていくから。」

その声が、私の不安を優しく溶かしていった。

ゆっくりとアレシオの熱が、私を包み込んでいく。

「ああ、セラフィーヌ……」

その瞬間、アレシオの体が震えた。

「入れただけで、こんなにも震える。」

アレシオの切ない声が聞こえた。

そして私を見つめながら、優しくでも確かに、愛を伝えてくれている。
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