売られた令嬢、冷たい旦那様に溺愛されてます
目と目が合ったまま──クライブは、静かに言った。

「……俺は、君を誇りに思う。」

その言葉に、胸がいっぱいになる。

そして彼の手が、ゆっくりと私のドレスに触れ、肩を滑らせる。

「いつもと……違う……」

思わず漏れた私の言葉に、クライブは優しく頬に手を添えてきた。

「そうだよ。君はただの令嬢じゃない。アバーン伯爵家の当主だ。名誉と誇りを背負い、この国の礎の一つを担う女性……そんな君を、俺は今、心から敬い、そして──愛している。」

その瞳には、欲望だけじゃない。

深い尊敬と、揺るぎない愛が宿っていた。

彼の手が、私の肌をなぞるたびに震えが走る。

でもそれは、怖さじゃなかった。

ずっと求めていた、心の奥からの繋がり。

肌を重ねるたびに、彼の体温と想いが流れ込んでくる。

「……クラディア。君が俺の妻になってくれること、俺は世界で一番誇りに思う。」

「……私も、あなたのものになれることが……誇りよ。」
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