小鳥の爪―転生寵姫は2番目の恋に落ちる―
第42話 夢の中のぬくもり
第42話 夢の中のぬくもり(1/5)
◆
その知らせは、瑶吟宮《ようぎんきゅう》に冷たい風のように届いた。
「御花園《ぎょかえん》付きのリュウ氏が、姫に封じられました」
それを伝えたミアルは、わずかに緊張をにじませていた。
シャオレイは一瞬、耳を疑った。
「リュウ氏……?」
「数日前に、御花園で陛下と一緒にいた宮女です」
その瞬間、シャオレイの胸の奥に、冷たい針のようなものが刺さった。
(彼女が封じられたということは、夜伽に召されたということ……。
――前世では、こんなことなかったのに。
どうして……!?)
「妃様……」
心配そうなミアルに連れられて、シャオレイはそっと長椅子に座らされた。
他の侍女がお茶を差し出すが、それを持つシャオレイの手が震える。指先から始まった震えが、いつのまにかシャオレイの全身を伝わっていた。
シャオレイはお茶を卓に置いて、部屋を飛び出した。
そのあとを、ミアルが慌てて追いかけた。
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その知らせは、瑶吟宮《ようぎんきゅう》に冷たい風のように届いた。
「御花園《ぎょかえん》付きのリュウ氏が、姫に封じられました」
それを伝えたミアルは、わずかに緊張をにじませていた。
シャオレイは一瞬、耳を疑った。
「リュウ氏……?」
「数日前に、御花園で陛下と一緒にいた宮女です」
その瞬間、シャオレイの胸の奥に、冷たい針のようなものが刺さった。
(彼女が封じられたということは、夜伽に召されたということ……。
――前世では、こんなことなかったのに。
どうして……!?)
「妃様……」
心配そうなミアルに連れられて、シャオレイはそっと長椅子に座らされた。
他の侍女がお茶を差し出すが、それを持つシャオレイの手が震える。指先から始まった震えが、いつのまにかシャオレイの全身を伝わっていた。
シャオレイはお茶を卓に置いて、部屋を飛び出した。
そのあとを、ミアルが慌てて追いかけた。